図形の授業風景

立体の授業で、面の交差を考える男子生徒。

立方体の中で2枚の三角形を交差させている手元の写真。

立方体の中で2枚の三角形が交差している様子を観察する男子生徒。

こちらのページでは、実際の授業の様子をご覧いただきます。新聞折り込み広告で、一番教室の授業に興味を持たれた皆様はこちらをご覧ください。発見を愉しむ生徒たちの生き生きとした姿を通して、一番教室の指導をまた別の角度からご紹介します。

一番教室では、小6・中1から指導をした生徒の全員が早慶附属高校に合格をしています。この「早慶附属校の合格率の高さ」が一番教室の強みではありますが、ただひたすらに問題演習に打ち込む、というような授業スタイルではありません。授業は、生徒の知的好奇心を刺激し、自分の手を動かして自分の目で確かめながら理解を深めていけるような工夫が盛り込まれています。これは、生徒の人数を多く抱えすぎてひとりひとりのつまずきにまで目が行き届かないクラスや、時間が短いために大慌てで要点だけを詰め込んでしまう授業では、実現が難しいでしょう。「少人数クラス」で「3時間の授業」であることが、きめ細やかな指導を可能にし、生徒たちがじっくりと考えられる時間をとる余裕をつくり出しています。

一番教室の授業は、残念ながら、「考えたり、行動に移したりすることは億劫だ。」というタイプには苦痛そのものと言えます。それは、一番教室が少人数クラスで3時間の授業を行う進学塾であり、しかも、自分の頭と手と動かしていかなければならない授業になっていることが理由です。教室の片隅で身を縮こまらせ、なんとか時間をやり過ごそう、ということが不可能な環境です。

一番教室の授業は、「考えることがたのしい」「自分でやってみたい」「挑戦をするのが面白い」「新しい発見にわくわくする」「結果が出るまでつい粘ってしまう」というタイプの生徒には、非常に活用しがいのある塾となります。

それでは、授業風景をのぞいてみましょう。入塾説明会では英語の授業をご覧いただきますので、このページでは数学の授業風景を通して、一番教室の「考えることにこだわる授業」をご紹介します。



実際に自分の目で確かめると納得する

立体にひもをかける問題は最短距離の問題であり、答えを出すには平面に直して考えます。今回の授業では、知識として頭で理解をした問題を机の上に再現します。さまざまな立体の表面にかかるひもの位置を計算で導き出し、その計算に基づいて、ひもがかかるところにカラー・テープを貼っていきます。テープを貼り終えた立体の様子をよく観察し、それを展開して、理論通りにきれいにひもがかかっていることを確認しています。

一番教室では、立体[空間]と平面とを結びつけていく感覚を養う授業に力を入れています。単に問題と解法の組み合わせを覚えていくだけの受験数学では面白くありません。クラスの全員で数学の面白さを共有できる授業を目指しています。



過去に「授業風景」としてご紹介した「立方体の切断」「正多面体」の授業の様子もぜひご覧ください。

実際に自分でやってみるとよく分かる

立方体を切断する授業です。「黒丸の3点を通る平面で立方体を切るときの切り口の図をかき加え、その名称を答えよ。」という問題を解いている様子です。この「切り口の形を考える」という問題は、初めて取り組む生徒には結構難しく感じられます。

そこで、カッターとスポンジを用いて、生徒たちに実際に立方体の切断を体験してもらいます。スポンジの切断に入る前に、切断後の切り口の形がどのようになるのかを生徒ひとりひとりに考えてもらいます。それぞれの生徒が試行錯誤を重ね、実際に切断をして、切り口の形を確かめていきます。実際にカッターを握って立方体を切ってみることで、切断のポイントがよくわかるようになります。授業の解説においてはもちろん、切り口の辺となる線が簡単に引けるコツなどもお教えしますが、まずは生徒ひとりひとりがよく考えて自分なりの答えを導き出すことが最優先です。生徒たちも、考えて答えを導き出していくその過程を愉しんでいます。

解法をわかり易く教えていくことも重要ですが、こうした経験ができる機会を多く設けることも大切だと一番教室は考えます。「切断とはどういうことなのか」が単なるイメージではなく実体験としてわかれば、その知識もより吸収しやすくなります。

立方体の切断の問題は、切断後の切り口の形を考えた後に体積を求めていく問題へとつながっていきます。切断を実体験で理解している生徒たちは、そこでも切断の経験を生かすことができます。どのような立体の体積から、どのような立体の体積を引くことにより体積を導き出すことができるのか。そこが容易にイメージできるようになります。



実際に自分の目で確かめると納得できる

正多面体の授業です。実際に正多面体を組み立て、調べるという経験を積んでもらいます。写真の前半は「つぎの正多面体の展開図をすべてかき、頂点を記入せよ。」という問題に取り組んでいる様子です。ここでは、生徒たちが塩化ビニール板を正方形や正三角形に切り抜いて、立方体や正八面体を自分で組み立てて確かめています。正方形あるいは正三角形をどのように並べると組み立てることができるのかを確かめていく中で、すべての展開図を探し出す効率の良い方法や、頂点を容易に把握する方法を自分たちで考えてもらいます。写真の後半は、正十二面体に関する問題に取り組んでいる様子です。

正多面体に実際に触れることで、展開図を組み立てた状態をイメージしやすくなります。ここで理解したことがやがて、難しい問題を自力で解いていくための手がかりとなっていきます。もちろん授業では、様々な解法を伝授しますが、まずは生徒たち自身に考えてもらいます。

生徒自らが、すでに身につけた知識と技術を駆使して新たな学習の理解につなげ、自らの力で答えを導き出していくことができる授業。これが一番教室の授業です。一番教室の授業は、理解をした内容が、つぎの段階へと結びついていくように組み立てられています。



夢中になれる生徒たち

授業後の教室の風景です。「正八面体の展開図を全パターン見つけてくる」という宿題に没頭しています。時間が経つのも忘れて没頭し、問題に吸い込まれそうに見える彼の姿には胸が熱くなります。「楽しい」という言葉がきける我々は本当に幸せです。

問題に取り組む生徒たちを見ていると、頼もしく感じることがあります。自分なりに予測を立てて行動し、その結果を見て必要な修正をかけ、効率や効果を上げようと工夫をし、ときに大胆に失敗もし、その過程のすべてを愉しみながら、答えに辿り着けるまで辛抱強く挑戦する。この姿勢は、将来の様々な場面で役に立つことがあるはずです。一番教室は単に受験指導に徹する塾ではありません。

入塾のお問い合わせの時点での個人面談においては、これ以外の授業の様子についてもご説明を差し上げることができます。

小学6年生クラスの授業については「小学6年生クラスの紹介」の項目でご説明しております。楽しみながら意欲的に勉強に取り組む様子をご覧いただけます。このほかのページについてもご覧ください。一番教室の概要をおわかりいただけることでしょう。