中学受験から高校受験に切りかえて「早慶合格ルート」にのる。早慶高校受験英数専門指導「一番教室」の先取り。

一番教室

03-6410-6171【お問い合わせ受付時間】12:00~22:00※土日・祝日も可。担当/小寺(こでら)

小6/中1②1学期

 
基礎から英語の学習を始めて
「駿台中学生テスト(中1)11月」
 

小学部から学習を継続している生徒たちが中学1年生となり、初めて受験した「駿台中学生テスト」(11月)の個人成績表の写真です。「小4~5/中1①導入」のページ冒頭の「小学6年生継続クラス『駿台中学生テスト(中1)』飛び級受験」の個人成績表の学年よりも数年前の学年であるため、旧カリキュラムの進度が十分ではなく、小学6年生の時点で模試を受けたことがありません。

☟小4から英語を学び始めて3年8か月
 中1「駿台中学生テスト」

小4から通塾した生徒の「中1駿台中学生テスト(11月)」個人成績表の切り抜き 英語 得点95 偏差値69.5 全国順位8位/2597人中

英語  得点 95点  全国偏差値 69.5
 全国順位 8位/2597人中
 塾内偏差値 52.5  塾内順位 1位/4人中

☟小6から英語を学び始めて1年8か月
 中1「駿台中学生テスト」

小6から通塾した生徒の「中1駿台中学生テスト(11月)」個人成績表の切り抜き 英語 得点95 偏差値69.5 全国順位8位/2597人中

英語  得点 95点  全国偏差値 69.5
 全国順位 8位/2597人中
 塾内偏差値 52.5  塾内順位 1位/4人中

過酷な中学受験も、何かしらの模擬試験も、一切経験していない場合、まずは模擬試験そのものに緊張し、「取れる」と思うとかえって焦り、わかったことに満足して問題用紙にメモした答えを答案に書き写し間違える…と、大変なことになります。改善点はいろいろとあるものの、2名とも95点でひとまず全国順位ひと桁には落ち着いています。いずれの生徒も英語の知識がゼロのところから学習を始めています。小学校の低学年から焦って英語を詰め込まなくても、学び方を間違えなければ自在に扱えるようになります。2024年春に余裕をもって早慶に合格しています。

国公私立難関高校を対象とした全国規模の模擬試験としては最大規模を誇る模試である「駿台中学生テスト」は、良質な問題や詳細な成績資料、正確な難関高校の判定が高い評価を受けています。全国模試(駿台中学生テスト)のデータの見方につきましては「なるほど!『駿台中学生テスト・駿台高校受験公開テスト』個人成績表のデータの見方」をご覧ください。その上で、駿台中学生テストおよび駿台高校受験公開テストを受験した塾生全員の成績表の写真を掲載した「全国模試実績(駿台中学生テスト・駿台高校受験公開テスト)」をご覧いただきますと、ちょっとした分析もできて面白いのではないでしょうか。

早稲田アカデミー主催の「開成高・国立附属高・早慶附属高 そして都立・県立トップ高志望者が集うハイレベル模試」である「難関チャレンジ公開模試2月」の結果も、「公開講座・説明会」のページでご覧いただけます(「小学4年生から/小学6年生から通塾して『難関チャレンジ公開模試』実績」をご確認ください)。

2022年に「中学2年生の秋に早慶高校受験の入試問題演習に取りかかれるカリキュラム」が完成し、 早い時期に早慶に合格する見通しが立ち、入試直前期に余裕が出るようになりました。入試過去問題にただ取り組むだけではなく、解き終えた直後に生徒自身が問題解説に取り組むところが一番教室流です。早慶高校入試の過去問題を初見で解けるだけではなく、生徒自らが解説できるようになります。これが安定して早慶に合格している理由です。中学部では講師が一方的に説明をする授業ではなく、生徒が主体となって様々な知識や技術について検証していく「ゼミ形式」の授業になります(動画「中3『ゼミ形式』の授業 生徒による入試問題解説」)。

中3の秋以降は、希望者を対象に、さらなる発展内容を学びます。数学は、中1~中2の学習では扱っていなかった数学ⅠA(集合・二次関数・三角比)の先取りもします。早慶にぎりぎり合格するラインを狙うのではなく、早慶合格に余裕を持たせた上で、進学先で一歩先んじることができるルートを進みます(動画「早慶合格ルート 授業・復習・活用・模試」)。

単にカリキュラムの進度を早めるのではなく、「理解の基盤整備」に潔く時間を割いて、自在に運用できる知識になるように学んでいます。

思考力を活かせる英語
小6 すらすら英作文

英語に不安を抱えている「算数・数学好きの生徒」にもってこいの学習法です。

思考力を活かしてパズル感覚で自在に英語に変換できる力を養うのが一番教室流。

小4から学び始めて2年半程度[中1から始めて7か月程度]で、かなり複雑な英文を理解をして扱えるようになります。

作図の方法を自分で考える

作図のしかたは教えずに、図形の定義と性質を頼りに生徒自身が考えて「垂直二等分線」と「角の二等分線」を引きます。

与えられた条件をもとに、到達したい目標を見据えて、自らが持っている道具と技術の性質・扱い方を理解してつかいこなす。これが問題を解くときに必要となる思考です。 作図の授業の面白さもここにあります。

    
√3+√3はどうして
√6にはならないの?

「√3+√3=√6にはならない理由を考えてあなたのことばで説明してください。」に小学6年生が挑戦中。

小学6年生が学んだ知識を駆使してルートの計算について様々な角度から考えていく様子をご覧ください。

「共通点は何か」「相違点は何か」「他の問題に考え方を拡張して応用できないか」を常に考える姿勢が大切です。

小学生の間に模擬試験の経験を積み、中学部で結果を出す準備をすることも必要ですが、中学部の「学習内容の専門性を高め、加速しつつ複雑化していく学習」に備えるために、理解の基盤整備を済ませる、学習習慣を確立する、知識を運用するコツや自らのことばで工夫をして説明する技術を身につける、といったことも非常に重要になります。

知識は運用できてこそ価値がある

これまでの小学生クラスは、中学受験をしない小学生、公立中学に進学する小学生を対象とした授業ではあるものの、算数[数学]では、早慶高校受験に活用できる範囲の中学受験算数の技術もかじりつつ、小学6年生の間に中学3年生までの計算単元を学習しています。2024年度よりカリキュラムを見直し、小学4~5年生で中学受験算数を本格的に学んだ上で数学を先取りします。英語は、冒頭の動画でご覧いただけますように、「日本語⇄英語」の変換が自在にできる技術を習得しながら、中学部において難関模試にも対応できるよう、着々と先取りで準備を進めます。

「ホーム・実績」の動画でご覧いただいたように、小学4年生から学習を始めて着実に理解を積み上げ、中学2年生の秋に早慶高校受験の入試問題演習に取りかかれるカリキュラムです。単に取り組む時期を早めているわけではなく、初見の問題でも得点として成果が見え、早慶合格に向けた準備が整いつつあることを生徒自身が実感できます。進度が早いだけで、内容が伴っていなければ、価値がありません。中学に入った段階で圧倒的な学力が確実に身についている「先取り学習」ができるのは、高校受験の早慶合格率100%の英数専門塾「一番教室」が本気で指導をする小学部だからです。

「小6/中1②1学期」のページは、小学6年生(継続クラス)の学習[中1入塾では2学期初めまでの学習内容]と小学6年生(新規クラス)の学習についてまとめてあります。継続クラスの小学4年生から小学5年生の期間につきましては「小4~5/中1①導入」のページをご覧ください。

  • はじめに ~到達レベルと授業風景~
  • ① 成績 基礎から英語の学習を始めて「駿台中学生テスト(中1)11月」jump
  • ② 動画「思考力を活かせる英語小6 すらすら英作文」jump
  • ③ 動画「作図の方法を自分で考える」jump
  • ④ 動画「√3+√3はどうして√6にはならないの?」jump
  • ⑤ 動画「相似の知識ゼロから始めて慶應志木の入試問題に挑む」jump
  • ⑥ 動画「立体図形 見えていますか?」jump
  • 小学6年生 継続クラス
  • ① 小学6年生 継続クラスの学習内容 jump
  • ✎ 数学 カリキュラム jump
  • ✎ 英語 カリキュラム jump
  • 小学6年生 新規クラス
  • ① 小学6年生 新規クラスのご案内 jump
  • ✎ 数学 カリキュラム jump
  • ✎ 英語 カリキュラム jump
  • ② 小学6年生 新規クラスの学習内容 jump
  • ③ 小学6年生 新規クラスの受講を
    ご検討中の保護者の皆様へ jump


相似の知識ゼロから始めて
慶應志木の入試問題に挑む

早慶高校入試において圧倒的な合格率の高さを誇る一番教室。早慶高校受験レベルの入試問題が解けるのは、その1問を解くための特殊な解法を知っているからではありません。

正しい理解ができていればきちんと解けるのが入試問題です。これを確認したのがこの動画です。「中学受験をしない小学6年生(小6継続クラス)」が早慶高校入試の「立体の切断」に挑みます。

2024年春に入試期に余裕をもって、受験をした早慶すべてに合格しています。 

合格実績のある進学塾というと受験知識偏重型のように思われがちですが、そうではありません。授業では少人数指導の利点を最大限に生かし、自分で実際に手を動かして模型をつくってじっくりと考察する機会も設けます。それまでに学んだ知識を運用するよい機会でもあり、その先の理解を深める上で役立つ知識にもなります。

小学6年生、あるいは中学部から入塾をする場合は、同じ授業内容を速度を上げて学習します。

立体図形 見えていますか?

算数は好きだけれども「立体が(立体として)見えない」「立体として見えても入試問題は解けない」という中学受験経験者もいます。中学部からの入塾は小学部で学習する範囲を大急ぎで学び、穴を埋めていきます。

早慶の入試問題も自分の力で解けるように学ぶのが一番教室流の図形の学習です。

小学6年生 継続クラスの学習内容

「小学4年クラス」が学習を継続し、小学6年生になる時点で「小学6年生 継続クラス」となります。小学6年生から入塾をするクラスは「小学6年生 新規クラス」となります。

小学6年生(継続) 数学の学習

「なぜ?」「どうして?」と疑問を持つこと、「共通点は何か」「相違点は何か」に目を向けること、「これまでの知識を応用して使えないか」と知識を運用することにこだわります。早慶高校入試の数学は公式の丸暗記では歯が立ちません。そこで、ひとつひとつの単元学習においても、生徒ひとりひとりに、これまでに学習した内容と新たに学習している内容とを結びつけて考え抜くことを求めます。

初めて学習する単元であっても、失敗もものともせず、自分の力で考え、何度も挑戦して答えにたどりつく。そういう授業の中で生徒たちは数学の楽しさや面白さに触れていきます(3本目の動画「√3+√3はどうして√6にはならないの?」)。

中学受験経験者との学力差は、「勉強量」「勉強を始める時期」「勉強を面白がっているか」「自分の受験であるという自覚があるか」「自分で“調べる・試す・粘って確認する”経験をどれだけ積んだか」そして「解法を知っているか否か」「特殊な問題をどのくらい見てきたか」の違いにより大きく開きます。小学部ではこの差を埋めます。

小学6年生を迎える時点で、基礎力養成期間を経て培った「工夫して速く正確に計算できる計算力」「割合や速さの文章題を、公式に頼ることなく仕組みを理解して、式を組み立てて解く力」を活用できる準備が整います。この処理力と理解力が学習を加速させます。

例えば「正負の数」の学習においては、「負の数」の扱い方を除いては、既に学習を済ませているため、「負の数」の扱い方さえ理解すれば、これまでの計算ルールがすべて活用でき、「小数」や「分数」も混合の四則演算も高校入試問題のレベルにもすぐに対応できるようになります。また、「文字と式」の学習においては、算数では扱わなかった「文字式の積商の表し方」を学習すると、中3単元(学習指導要領)の「展開」を一息に学び進めることができる準備が整います。

基礎力を鍛える期間を有効に活用したその先にあるのは、発展的な内容を上乗せしてもそう簡単には崩れない、そして、授業速度が加速しても対応できる「確かな学力」です。小学4年生から「割合や速さの文章題」においては公式に頼らずに理屈を考えて式を立て、計算を正確にやり抜いて答えを出す練習をしてきた積み重ねも活かされます(動画「知識がきれいにつながる一番教室の学習法」)。

数学の学習に入ると、小学6年生の1学期のうちに、計算単元の幅を中1・中2・中3単元へと広げ、文章題の難易度を一気に高校入試問題のレベルに引き上げます。また、小学6年生の間に、中学部の模擬試験(駿台中学生テスト)を受け、模擬試験で結果を出せる準備を始めます。小学6年生・中学1年生から全国1位を目指し、中学3年生の秋以降には、全国模試(駿台高校受験公開テスト)において満点を取ることも可能となります。卒塾生には中学3年生の駿台高校受験公開テストで全国1位も出ている塾です。

2024年度からのカリキュラムでも、図形単元では「平面図形(相似)」の学習と「立体図形(切断)」の学習を通して、平面と立体の行き来を体験します。実際にカッターでスポンジを切って切断面を観察し、平面にかかれた立体の情報と実物とを見比べます。「スポンジを切断する前に頭の中でイメージしていた形」と実際の切断面との観察を重ね、イメージをすり合わせていくことで、平面に描かれた立体図形を見る目を養い、実際に切断をしなくても早慶高校入試問題に対応できるようになります。

平面上に描かれた立体が見えたとしても、答えにたどりつくまでには、平面図形の知識や計算の過程を経なくてはなりません。計算力をしっかりと鍛え上げ、ひとつひとつの図形の知識やその解法をしっかりと訓練しなければ難関校の入試問題には手も足も出ません。授業で扱う内容も高校入試問題のレベルが増えてくるため、練習量も当然のことながら増えますが、生徒たちは楽しそうに学習を進めています。

このように、計算単元も図形単元も、小学4年生からの継続した学習が活かされ、「小学6年生 継続クラス」の授業は一気に加速します。

宿題として復習すべき内容は、小学部(4~5年生)よりも難しい問題が増えますが、「授業の中ですべて解決をすること」「わからないこと・疑問点は粘って講師に質問をして解決すること」という学習のルールを守ることで、特に困ることにはなりません。また、生徒たちも「わからない内容を家に持ち帰るのは気持ちが悪い」と考えるため、学習の効果は保たれています。

この時期になると、4~5年生で学習した特殊算を含む受験算数の復習、中学1~3年生までの計算単元の強化、1つ上の学年の全国模擬試験である駿台中学生テストの準備など、取り組むべき内容は多岐にわたります。中学部に進級した時点で全国模試で一桁の順位を狙うための準備となります。

小学6年生(継続) 英語の学習

理解の基盤整備の最終段階においては、時制(現在・過去・未来および進行形)と基本的な接続詞とをほかの文法単元や知識と組み合わせ、融合問題としての演習を進めます。それまでに理解した知識や技術をどのように使い分けるのか、あるいはどのように組み合わせられるのかをじっくり考えながら演習を重ねます。様々な角度から、これまで理解した知識や技術を見直し、その運用のし方を学んでいくこの時期は、思考力が鍛えられ、学力が特に大きく伸びる時期にもなります。

  • 「この写真では、あなたはジーンズとTシャツを着て、にこにこしているわね。」
  • 「きみは昨夜、自分のお金を全部つかったわけじゃないんだよね?」
  • 「いや、つかったよ。無一文だったから歩いて帰ったんだ。」

単純な類題演習方式はとりません。これまでに学んだ知識を駆使して、その場で与えられた様々な日本語を英語に変換します。すべて初見の問題です。「英語の力がある」とは「どんな表現でも自在に英語に変換できる力がある」ということです。

この時期からは特に、授業内外でのメモの取り方について各々が工夫をしていく時期になります。問題を解く際の留意点、出題者の狙い、各自の間違えやすいポイントなどをしっかりと踏まえて演習に臨まないと、授業内でほとんど正解できなくなることから、勉強法も中学部のやり方へと切りかえていかなくてはなりません。

再掲 知識を運用する力

(所要時間:1分24秒)

上記の動画の「『先の自分』のために取り組んでいること」(0:38)では、メモをとるポイントについて各々が説明しています。誰もが試行錯誤を重ねて自分なりのシステムを構築します。

理解の基盤整備を1学期のうちに済ませると、そこからは、文法の確認テストによる復習と併行して単元の学習を進める「中学部」の仕様になります。小学4年生から丁寧に積み上げた理解を土台に、本格的な英語文法の学習に進みます。

中1から入塾する「トップ・ギア・コース」と学習内容が重なることが多くなるため、合同で語彙のテストを実施したり、授業を受けたりする機会が増えます。「復習量[定着度]」「思考力」「運用力」「処理精度」が揃えば安定した正答率となります。ひとつ上の学年に交じって「勝った!」「負けた!」と競い合うことを楽しみます。

楽しいことばかりではなくなります。中学部の教材に合わせて、語彙を増やす必要性が高まることから、増えていく語彙を忘れてしまわないよう、空いている時間を活用してこまめに練習をしなくてはなりません。また、文法についても細かい要点もしっかりおさえられるよう、徹底的に復習を重ねてなくてはなりません。

「できるようになる実感・わかることの楽しさ・増えていく知識の手応え」が「語彙や文法の徹底復習の大変さ」を上回れば、学習は円滑に進みます。

英語の構造を理解し、パズル感覚で扱えるようにする指導により、小学6年生の1月になると、接続詞を使ってやや複雑な英作文ができるようになります。時制の概念を理解し、過去完了も自然と扱えます。中学1年生から学習を始めると9月~10月の学習内容になります。

彼の上司以外の全員が、彼が交通渋滞で動けなくなっているからではなく、方向音痴だからそこに着いていないのだとわかっていた。

ぼくの友人の1人のマクス(Max)がしかめ面で、終電に乗り損ねて家まで歩いたと言っていた。

小学4年生から着実に土台を築くことで、特に苦労もなく「日本語⇆英語」の変換ができるようになっています。時制の感覚をじっくり養えるところも、小学部から学習を進めていく利点です。

単元の学習をはやく進めたとしても、表層的な理解になってしまえば、結果的に得るものが少なくなります。長距離のレースの中で、手応えを感じながら勝ち抜くためには、先を見通した作戦を立て、それを実行していかなくてはなりません。

「理解の基盤整備」の重要性——「発音とつづりの法則性(phonics)の学習」を初めとする最初の1年から1年半の学習にしっかりと時間をかけることの重要性——は、カリキュラムを先に進めて学習内容が複雑化するほど、よくわかってきます。

一番教室の指導は「急がば回れ」の取り組みをするために、早い時期から早慶高校受験の準備に取りかかります。結果的には、カリキュラムを進める速度が上がり、入試期に余裕を持たせることができます。「先んずれば則ち人を制し、後るれば則ち人の制する所と為る。」です。

小学6年生 カリキュラム (小6継続クラス)

数学 カリキュラム

 ▶3時間の授業の中に図形の授業も含まれます。
2月 正負の数・正負の数の利用
場合の数(演習)・規則性の問題
3月 文字と式・文字と式の利用
1次方程式
平行線と角(演習)
4月 1次方程式・連立方程式
三角定規・三角形と四角形の面積
5月 展開・因数分解
三角形と四角形の面積
6月 平方根
合同条件・相似条件
コンパスを使って図形をかく
7月 正負の数・割合と速さ
2次方程式
作図・相似な図形
日曜講座①:相似(基本)
8月 方程式の文章題
日曜講座②:相似(面積比)
9月 方程式の文章題
立体の体積
日曜講座番外編:立体の切断
10月 相似(立体で活用)
比例・反比例
日曜講座③:立体の切断
11月 比例・反比例
平行移動・回転移動・対称移動
12月 方程式の文章題(総合問題)
作図
1月 比例反比例・総合問題演習
作図
2月 方程式の文章題(総合問題)
立体図形


英語 カリキュラム

 ▶ひとつ上の学年とカリキュラムが揃った時点で飛び級を選択することができます。
3月 時制(過去・現在・未来)
総合演習
4月 代名詞
総合演習
5月 itを主語にする文
総合演習
6月 疑問詞疑問文③・there構文
総合演習
7月 代名詞②・文型①
総合演習
8月 文型①・助動詞
総合演習
9月 助動詞・接続詞②
総合演習
10月 接続詞②
総合演習
11月 接続詞②・文型②
総合演習
12月 文型②・接続詞③
総合演習
1月 接続詞③
総合演習
2月 動名詞・不定詞①
総合演習
 ▶複合問題を処理する力を養うために「総合演習」を重ねています。

小学6年生 新規クラスのご案内

小学5年生が終わる時期から授業を開始する「新小学6年生クラス」は、小学6年生から通塾を開始する生徒のための「小学6年生 新規クラス」です。小学4年生から学習を継続している「小学6年生 継続クラス」のカリキュラムに追いつくために、3倍~4倍の速度で学習を進めます。「小学4年生クラスのご案内」からここまでをひと通りご確認ください。「小学6年生 新規クラス」の最初の頃に学習する内容が「小4~5/中1①導入」の授業にあたります。「小学6年生 継続クラス」との違いも分かりやすいはずです。

「小学6年生 新規クラス」につきましては、来年度[2024年]より大きな変更があります。特に英語は、一時的に「飛び級」をする特殊な募集になります。下記の「2024年度以降の小6新規募集の変更点」をご確認ください。

「小学6年生 2024クラス」につきましては、2024年度のみ設置される特殊な募集のクラスです。英語・数学を週に3時間半ずつ学びます。英語は小学生の間に継続クラスとカリキュラムを揃えられる目途が立たないため、来年度の継続受講についても特殊な位置づけのクラスとなります。詳細はお問い合わせください。

2024年以降、小学6年生から新たに学習を始める「小学6年生 新規クラス」の授業について大きな変更があります。

  • ① 開講を3月から2月中旬に早めます。
  • ② 数学は授業開始時間を17:30とし、1回3時間半の授業になります。
  • ③ 英語は「小学6年生 継続クラス」のカリキュラムに追いつくまでは「中1トップ・ギア・コース」に在籍して学習を進め、カリキュラムが追いついた時点で、そのまま中1クラスへの飛び級を続けるのか、「小学6年生 継続クラス」に合流するのかを選択していただきます。授業は中1の速度で進みます。
  • ④ 2週間の体験期間終了後の「継続受講資格チェックテスト」と「中1トップ・ギア・コース」と同じ日に実施する「入塾試験」とにより、継続して受講しても問題がない学力であることを確認します。

高校受験において早慶に安定して合格する「ゆるぎない学力」を築き上げるためには、堅固な土台となる「本質的な理解」が欠かせません。この理解の基盤があれば、非常に高度な学習内容も効率よく吸収できるようになります。

現在では、中学2年生の秋には早慶高校受験の入試問題演習に取りかかれるようにカリキュラムを組んでいます。単に入試演習に取り組む時期を早めるだけでは価値がありません。「早慶合格に向けた準備が整いつつあることが実感できる得点」を取れるようにしています。小学6年生、あるいは中学1年生から通塾を開始するクラスは、1週あたりの授業時間を増やして、このカリキュラムを進めるペースを上げることで調整をかけます。

学習内容は授業の回数を重ねるごとに高度になり、入塾のタイミングが遅れるほど、継続クラスに追いつくことが大変になります。これまでに中学部での途中入塾者がほぼいないのはこのためです。

一番教室では、英語も数学もいずれの科目についても、中学受験経験者であろうとも、英検取得者であろうとも、塾生の全員に基礎から本格的に学び直すことを求めます。先々の高度な学習内容を最小限の労力で理解して吸収し、自在に活用できるレベルにまで到達するには、「試験の突破を目的とした小手先の技術」ではなく、「本質的な理解」が必要になります。たとえ容易に思えることであっても、侮らずに復習をすること、そしてその復習を継続することが大切です。

入試直前期に優秀な成績を維持している塾生は、中学受験経験者でも英検取得者でもないことがしばしばです。これは「自分には特に有利な条件がない」という不安要素があるために、常に気を緩めずに学習に向き合えることが大きな要因であるようにも思われます。

一番教室の小学部は、英語はもちろん、数学についても中学部の学習内容を先取りし、まずは、早慶高校受験に向けた学力の土台づくりに取りかかります。小学校で学習する算数の知識は、やがては数学で塗りかえていくことになります。その塗りかえを小学6年生から始めます。

一番教室では、導入内容から知識を体系立てて教え、段階を踏んで学習内容のレベルを上げていきます。「段階的にレベルを上げる」という表現から、非常に平易な学習内容を扱っていくものと誤解されがちですが、あくまでも早慶高校受験に向けたカリキュラムを前倒して進める授業であり、常に考え続けるように構成されています。

導入時は当然ながら平易な問題から扱い始めますが、学習内容の難度はひたすら上がり続けます。その中で「身につけた知識や技術を駆使して深く考えること」が求められます。「投げ出すことなく考え続けられること」「失敗にめげずに試行錯誤を重ねられること」はもちろん、「同じ失敗をくり返さない工夫をすること」「理解した内容を定着させるサイクルを維持できること」が大切になります。しかも、これらのすべてを本人の意志でやり通さなくてはなりません。そのため、学習の習慣づけや苦手科目の克服を目的として当塾を選択されることはお勧めできません。

学習の到達度につきましては「小学6年生の学習の到達度」をご確認ください。新規募集となる「小6新規クラス」の到達度につきましては、2024年からさらなる変更があり、かなりの上方修正となりました。

「習った知識を実際に使いこなせる道具にすること」を最重視した指導により、小学6年生の授業が終わる頃には、難度がかなり高い問題にも取り組めるだけの学力がつきます。このページの動画「知識を運用する力 日本語⇆英語の変換を楽しむ」や「√3+√3はどうして√6にはならないの?」でご覧いただきましたように、一番教室では、「徹底的に考え抜くこと」「粘って検証すること」「失敗から学んで工夫を重ね、結果にすること」を常に追求し、受験まで一貫した受験指導を行い、高校受験で早慶に合格するのに十分な学力を築き上げます。

「中学受験を選択しない小学生」「公立中学に進学する小学生」のためのクラスですが、中学受験算数を学んだ上で、中学部の学習内容を前倒して、英語・数学の本格的な学習を進めていきます。

回を重ねるごとに学習内容が複雑化するため、理解を定着させるための復習が欠かせません。一律に出された宿題で十分な定着が見込めない場合には、自ら進んで追加課題をもらいにくるようでなければ、授業で学習したことを使いこなせるレベルには到達できません。

宿題で定着させた理解をもとに、授業において「考える問題」に取り組みます。一番教室の小学部の学習密度が濃いことは「駿台中学生テスト」において全国順位がひと桁、「難関チャレンジ公開模試」において全体順位がひと桁になっている事実からも明白です(「小学6年生継続クラス「駿台中学生テスト(中1)」飛び級受験」「小学部から英語の学習を始めて『駿台中学生テスト(中1)11月』」「小学4年生から/小学6年生から通塾して『難関チャレンジ公開模試』実績」)。

一番教室の「徹底的に考え抜く授業」は生徒本人の興味や関心、積極的な意志がなければ、学習の継続は難しくなります。「考えることそれ自体が楽しい」「深く掘り下げて理解をしたい」「競い合うことが面白い」という生徒たちにとっては、一番教室は最良の選択肢となる塾です。

授業は、生徒ひとりひとりが考え、さまざまな発見をし、楽しみながら理解を深めていけるように工夫をして組み立てています。ゲーム感覚で競い合うような場面もあり、勝負を面白がる生徒たちに人気です。「着実に積み重なる知識・技術が自在に使いこなせている」という充実感や達成感を味わうことができ、学ぶことの面白さや「なぜ?」「どうして?」と考えることのたのしみを実感できる授業です。

予習宿題はありません。すべてが復習内容になります。2024年度より中学受験算数を学んだ上で数学・英語を先取りするカリキュラムに切りかえています。宿題に出されていなくとも、既習単元のうち、定着が怪しくなってきた内容のてこ入れを各自の判断で取り組んでいくことも重要になります。

授業で扱う内容はかなり難しいものも含まれるようになります。授業内の説明が分かりやすく、新しい内容でも自然と解けるようになっていく感覚があったとしても、復習[宿題]の取り組みが不十分になれば、授業で理解した内容を定着させきれず、授業についていくことが次第に難しくなります。侮ることはできません。

小学6年生から学習を始める「小6新規クラス」では、お問い合わせの時点で基本的な学習習慣が確立していることが必要です。1回3時間半の授業となり、カリキュラムを進める速度が瞬く間に上がるため、学習習慣を一から築いていくだけの時間的なゆとりが十分にありません。最低限の学習習慣は身についている状態でお問い合わせください。

学習の質を向上させる方法や学力を伸ばすための宿題の取り組み方については、授業を進めていく中で、講師が細かく助言をして、よりよい形になるように指導をしていきます。

小学6年生における理解の蓄積が、中学部の学習の土台となります。

一番教室では、入塾のお問い合わせの際に、実際に教材をご覧いただきながら、授業の展開のさせ方、塾生の学習の取り組み方、講師のサポートの内容などを個別に細かくご説明を差し上げる機会を設けております。興味のある方はぜひ一度足をお運びください。

小学6年生 カリキュラム (小6新規クラス)

数学 学習の到達度

 ▶2024年度以降、継続クラスに追いつくまでの授業時間は3時間半になります。
  1. 分母や分子に分数を含む計算[繁分数]も分数の仕組みを理解して正しく計算することができる。
  2. 正負の数の知識を用いて、分数を工夫して[部分分数分解して]正しく計算することができる。
  3. 正負の数の四則演算、文字と式、1次方程式、連立方程式、2次方程式の計算は、難関高校の入試問題であっても速く正確に計算できる。
  4. 1次方程式、連立方程式、2次方程式を解く際に、「次に書こうとする式はどのように工夫すると速く正確に計算できるのか」を考えながら計算をすることができる。
  5. 方程式の学習を通して、式のしくみを理解し、自在に変形することができる。
  6. 連立3元1次方程式が解ける。
  7. 平行線と角を理解し、角度を求めることができる。
  8. 組み合わされた図形の求積で、解法を使い分けることができる。
  9. 円・扇形の面積・周を求めることができる。
  10. 相似の知識ゼロから始めて立体の切断を学習して高校入試問題の一部が解ける。
  11. 中学受験算数の特殊算(旅人算・時計算・通過算・流水算・ニュートン算・仕事算・食塩水・売買損益・歩数と歩幅など)が解ける。

数学 カリキュラム

 ▶3時間半の授業の中に図形の授業も含まれます。
2月 整数・小数・分数の四則計算
周期算・規則性の問題
3月 正負の数・文字式
正負の数と文字式の利用
平行線と角
4月 1次方程式・文章題(割合)
場合の数(並べ方)
三角定規・三角形と四角形の面積
5月 連立方程式・方程式の文章題(割合)
三角形と四角形の面積
6月 展開・因数分解・文章題(速さ)
合同条件・相似条件
コンパスを使って図形をかく
7月 平方根・2次方程式
作図・相似な図形
日曜講座①:相似(基本)
8月 方程式の文章題(割合と速さ)
日曜講座②:相似(面積比)
9月 方程式の文章題(割合と速さ)
立体の体積
日曜講座番外編:立体の切断
 ▶合流後は継続クラスのカリキュラムで学習を進めます。


英語 学習の到達度

 ▶2024年度以降、継続クラスに追いつくまでは中1トップ・ギア・コースで学習します。
  1. 単語の発音とつづりに関する法則を理解し、「単語の読み書きに苦労をしない技術」を習得する。
  2. 発音の理解も含めて1,000語程度の単語および300を超える熟語が読み書きできる。
  3. 名詞の可算・不可算の概念、不定冠詞や複数形の扱いを理解し、英文の中で自然に使うことができる。
  4. be動詞と一般動詞とを使い分け、英文の構造を理解して、過去時制(現在・過去・未来および進行形)を判断して英文を自在に組み立てることができる。
  5. 時制(現在・過去・未来および進行形)を使い分けた上で、be動詞と一般動詞(3単現を含む)が混在した問題において、否定文、疑問文・疑問詞疑問文への書きかえが自在にできる。また、疑問文・疑問詞疑問文に対して正しく答えることができる。
  6. 基本的な前置詞を使い分けて、英文の中で自在に扱うことができる。
  7. 様態の副詞、ときや場所を表す副詞(句)を使って、より豊かな表現で伝えることができる。
  8. 人称代名詞(再帰代名詞を含む)を自在に使いこなすことができる。
  9. 中学部の模試の特殊な問題に対応するための基礎技術を習得する。
  10. 助動詞を使い分け、的確に使いこなすことができる。
  11. 基本的な等位接続詞・従位接続詞を使い分けて、英文の中で自在に扱うことができる。
  12. there構文・文型を英文の中で自在に扱うことができる。

英語 カリキュラム

 ▶継続クラスに追いつくまでは中1トップ・ギア・コースに在籍し、週3回の授業でカリキュラムを進めます。
2月 phonics(発音とつづりの規則)
不定冠詞の理解・be動詞の文
3月 複数形・一般動詞の文
some/any/no・3単現
4月 前置詞の理解・場所やときの前置詞
副詞(句)の理解・can・前置詞の活用
5月 疑問詞疑問文①・総合問題演習
6月 命令文・未来表現
人称代名詞①・接続詞①
人称代名詞②・進行形
7月 疑問詞疑問文②・代名詞①
過去時制・itを主語にする文
疑問詞疑問文③・過去時制
8月 疑問詞疑問文③・代名詞②
文型①・助動詞
 ▶合流後は継続クラスのカリキュラムで学習を進めます。

小学6年生 新規クラスの学習内容

小学6年生(新規) 算数の学習

小6クラス 計算テスト9月

小6クラスの計算テスト表

小学6年生の間に計算単元は「2次方程式」までを学習します。上記のテストは9月の計算テストです。問題数は45問です。表(1問2点)・裏(1問3点)、制限時間30分、合格点は90点です。不合格の場合は追加演習を行い、調整をかけます。出題の範囲は「整数」「小数」「分数(約分、通分、繁分数)」「正負の数」「文字と式」「1次方程式」「連立方程式」「展開」「因数分解」「2次方程式」です。「継続クラス」がテストを受験する様子を「公開講座・説明会」のページの動画「小6計算テストバトル」でご覧いただけます。

小学6年生から学習を始める「小学6年生 新規クラス(小6新規クラス)」は、小学4年生から継続するクラスが、毎週1時間半(小学6年生からは3時間)の授業で2年半をかけて学んだ内容をおよそ8か月で学習します。1回の授業速度を上げて調整をかけます。

「小学4年生クラス」から学習を始める場合、小4~小5の2年間を準備期間ととらえて、「計算力」や「場合の数において数え上げる力」を身につけつつ、「よみやすい答案をつくる工夫」や「製図器具を用いずに図形を正確にかく技術」などを学びます。「小6新規クラス」は、計算単元に関してはおよそ1か月で調整をかけて学力の土台を固め、数学の学習に入る準備をします。

小学6年生、あるいは中学1年生は、四則混合の計算の確認から学習が始まります。あくまでも確認であるため、時間はかけません。計算力の土台がないと、先々の学習が順調に進まなくなるため、これまでに本格的に勉強をした経験がなく、作業速度・作業精度が十分ではない場合には、そこから鍛えるべく、追加の宿題に取り組んでもらいます。旧カリキュラムの「小学4年生クラス」がおよそ8か月をかけて、毎週の授業と宿題で練習を重ねて身につけた学習内容と技術を「小6新規クラス」はごく短期間のうちに集中して演習量を稼ぐことでできるようにしなくてはなりません。

新たなカリキュラムでは、小学6年生の7月には計算単元は中3単元(2次方程式)まで学習し終えます。中学2年生の間に、残るすべての単元学習は終了し、入試の過去問題演習を行う準備に入ります。

単元学習をひと通り学習した後、総まとめを行う目的で、知識が組み合わされた問題演習を通して、問題文から最適解を判断し、必要となる知識・道具を自在に使い分ける訓練をします。動画「慶應・早稲田に受かる理由」において、「入試問題を愉しめる余裕を持たせるカリキュラム」として、生徒が主体となって早慶高の数学の入試問題の解法を吟味している「ゼミ形式の授業(3:40)を紹介しています。ここに至るために必要なことをしっかりと教えていきます。

小学4年生から通塾している「小6継続クラス」と同様に、早慶高校受験に活用できる中学受験算数を本格的に短期間で学びます。実際に取り組んでいる文章題の問題は「小4~5/中1①導入」のページの「中学受験を選択しない小学生が取り組む文章題」をご覧ください。

最初は四則演算の基本や分数の通分の確認から始まりますが、指導の目的は四則演算のやり方や通分そのものの学習ではありません。集中力・速度・精度を上げる途中式の書き方や、中2・中3単元の導入を兼ねた最小公倍数・最大公約数の求め方といった、その先の授業展開を見据えた学力の土台づくりを目的としています。これを短期間で仕上げます。

小学6年生が学習する数学は、小学6年生が終了する段階では、一般には中学2年生が学習する内容を進めていることになります。

宿題に取り組む際には、授業中の説明をしっかりと辿って復習をすること、速度や精度を上げることを意識して計算練習に取り組むことが非常に重要になります。計算力に不安がある場合は、毎週しっかりと練習をして鍛え上げる「小学4年生クラス」から通塾することを強くお勧めします。

「小6新規クラス」では、計算力を鍛えるべき時期に十分な力が身につかない場合、宿題や授業内演習に時間がかかりすぎて、重要な知識や技術を吸収・定着しにくくなるという問題を引き起こします。それを解決するには、宿題や練習時間に膨大な時間を追加で割かなくてはならなくなり、習い事や趣味の時間を徹底的に削るなどの厳しい調整が必要になります。「小学4年生クラス」の毎週毎週の積み重ねによる2年間分の訓練の威力は相当なものです。

「理解が不完全なまま、ひたすら演習を積み重ね、根性でできるようにさせる」というスタイルで何度も単元学習を学び直すやり方は非効率的です。必要になる知識をきちんと整理し、理解をしっかりと積み上げていけば、複雑な学習内容も、無駄な遠回りをせずに自然に吸収できます。

回を重ねるごとに授業中の反応速度も上がり、新たに学習する単元の理解につまずくことはほとんどなくなります。一般的に定着に時間がかかると考えられている「2次方程式(中3単元)」の学習も、一番教室の学習法であれば、1回の授業で解決できます。



小学6年生(新規) 英語の学習

開設した当時の「小学6年生英語クラス(2020年度入塾)」は、小学6年生の1月中旬には700語を超える単語と200を超える熟語を覚えています。中学1年生になる時点では単語は1,200語程度になっています。現行のカリキュラムでいくと単語はほぼ同じくらいの数ですが、熟語は500を越えます。

英語学習において一般に最初の難関となるのが単語の読み書きです。単語の読み書きに大きな負担がないようにするための技術を最初に習得します。語数が増えるにつれ、単語テストに費やす時間も増えます。語数が非常に多くなると語彙テストは授業時間外での実施となります。

発音とつづりの法則(phonics)を確認しながら単語を覚えていく積み重ねが非常に大きな効果を発揮します。phonicsの知識を身につけることで、初めて目にする単語を自然と読めたり、聞いた音からつづりを文字に起こしたりすることができるようになります。単語を覚える速度も格段に速くなり、記憶にも残りやすくなります。単語の暗記の苦痛をいかに軽減できるか。これが、今後の学力の伸びにも大きく影響します。

小学4年生から通塾している「小学6年生 継続クラス」の単語テストは、発音とつづりの法則を覚えることを第一の目的としているため、法則の学習とともに徐々に単語を増やします。一方で、「小学6年生 新規クラス」は、2年遅れてのスタートとなるため、継続クラスよりも圧倒的に短い期間で単語を増やさなくてはなりません。できるだけ効率よく単語を増やせるよう、覚えていく順番や増やしていく数を変えています。

一番教室の英語は、学習したことを自在に使いこなせるように指導をします。発音とつづりの法則を覚えながら語彙を増やす一方、文法は英作文を中心に本格的に学習を進めます。

模擬試験や入試問題に対応するための書きかえ問題などの処理技術も併せて学習していきます。文法は中学1年生の秋頃には大学受験レベルのかなり複雑な内容も扱えるようになります。中学2年生の1月には早慶高校入試の過去問題演習を始める準備が整います。

語彙を増やせる準備と本格的な文法学習を進める基盤づくりが整ったところで、中学部で扱うべき学習単元をどんどん先に進めて学びます。中学部においてハイレベルな模試で結果を出せる授業です(「全国模試実績(駿台中学生テスト・駿台高校受験公開テスト)」「小学4年生から/小学6年生から通塾して『難関チャレンジ公開模試』実績」をご確認ください)。

一番教室の小学部は、中学部から始まる本格的な学習の導入部を丁寧に扱うために設けられています。中学部では、小学部で扱った範囲を学び直すことはなく、その先の学習に進んで、さらに理解を深めながら学ぶ範囲を広げていきます。2020年より小学部で扱う学習範囲を広げているため、英語は、開きすぎたカリキュラムの差を週1回の授業では埋めきれなくなりました。そこで、2024年度からは最初は「中1トップ・ギア・コース」に在籍し、中学1年生に交じって授業を受けてもらいます。最速でカリキュラムを調整し、夏期講習会のあたりで継続クラスに追いつきます。

回を重ねるごとに内容が複雑化し、「高度になる学習内容」と「増していく授業速度」とに遅れないように努力を重ねなくてはなりません。ある程度の要領のよさや多少の負荷をものともしない精神的強さ、そして粘り強さが必要になります。

自学自習教材で先取りをしている、もしくは、英検を取得しているという理由で必ずしも学習が有利になるわけではありません。むしろ、パターン演習に慣れているだけ、あるいはなんとなく単語を羅列してしまうだけで、意味の通る文を自在に組むことができない場合がほとんどです。むしろ「わかっている」と思い込んでしまうために、基礎からの学び直しをつい侮ってしまうことが多く、かえって授業についてこられなくなる傾向が見られます。中学受験に追われて英語に時間を割けなかった生徒や英語の学習に戸惑いを感じて英語に触れることを避けてきた生徒のほうが論理的に文を組み立てられるようになるため、大きく伸びます。学び方を工夫しないと、自在に使えるようにはなりません。

他塾の学習カリキュラムと比較すると、一番教室の小学生クラスで学習する文法単元は少ないと思われるかもしれません。学習単元名として挙げている項目が少ないからといって、基礎内容をのんびりと学習するわけではありません。授業で扱う内容そのものは決して平易ではありません。様々な要素が複雑に絡み、通常の学習単元名に分類しにくい内容を扱うため、項目として挙げているものが少なくなっています(「小4継続生の英作文」「小6継続生の英作文」)。

冒頭の動画「思考力を活かせる英語 小6すらすら英作文」でご覧いただきましたように、小学4年生から「理解の基盤整備」にしっかり時間をかけることで、先々の学習にもつまずくことのない英語の感覚が養われます。これが、一見すると内容が薄いと誤解されてしまう、それでいて「理解」に重きを置いて着実に高いレベルまで学力を伸ばす、「一番教室らしいカリキュラム」です。

学力を本気で鍛え上げたいのであれば、Haste makes waste.です。効果的な方法でしっかりと時間をかけることが大切です。

関連する知識であれば、中学指導要領では2~3年生の範囲に分類されるものの導入部も含めて学習しています。一番教室の小学部の学習密度が濃いことは、ページ冒頭に記載した、小学4年生・小学6年生から学習を始めて「駿台中学生テスト」および「難関チャレンジ公開模試」で順位ひと桁を記録している事実からも明白です。

ひとつひとつの内容を深く掘り下げて理解し、授業で扱った内容を自在に使いこなせるレベルにまで仕上げていくのが一番教室の授業です。単元名だけを見るとそれほど差がないように思えても、学習内容の深さが異なるため、積み上げた学力(=できるようになっていること)では大きな差になります。

定着しないままに単元ばかりが進んでいく学習では無益です。「『単元名』が記載されていれば答えの出し方がわかる」というような学習法では時間を費やす意味がありません。「学習した内容がどのように組み合わされていようとも、自分の力で論理的に考えて答えが出せる」のが、本当に理解をした状態です。

中学受験を選択せずに、公立中学に進学するのであれば、いずれは高校受験に向けた準備が必要になります。高校受験で中学受験経験者と肩を並べて早慶を受験する以上は、中学生になるまでに学習に費やした時間に見合うだけの学力が養われていることが望ましいでしょう。

これまでのところ、英検の学習をしてきた生徒であっても、途中入塾が難しくなっています。これは選択問題を切り抜けるだけの学習をしてしまっているために、自在に英文を組み立てる力が身についていないことが原因です。一番教室では、一時的に試験を乗り切るための学習ではなく、英語そのものを理解する学習を進めていきます。英文の丸暗記はしません。

理屈を理解して日本語と英語を自在に変換できるように学びます。一番教室の中学部が、全国模試(駿台中学生テスト・駿台高校受験公開テスト)において非常に高い成績を維持している理由はここにあります。

小学6年生 新規クラスの受講を
ご検討中の保護者の皆様へ

小学6年生から新たに学習を始める「小学6年生 新規クラス」は、学年がまだ小学5年生である2月13日(火)から授業が始まっています。小学4年生から学習を継続している「小学6年生 継続クラス」のカリキュラムに追いつくために速度を上げて学習します。2024年度の「小学6年生 新規クラス」は、カリキュラムが揃うまでの時期は、数学は17:30~21:00の時間帯で、英語は「中1トップ・ギア・コース」に在籍して学習を進めます。授業は中1の速度で進みます。本来の小学部は、講習会期間についても、お盆やお正月の時期を除き、各科目の授業を週1回のペースで実施しますが、こちらのクラスは継続クラスのカリキュラムに追いつくために、生徒と講師の時間を調整して授業をどんどん追加します。講習会期間の授業は時間帯も変更されます。

 小学6年生は、今年度のみは、英語の学習を「トップ・ギア・コース」に参加するか、4月より設置される「小6 2024クラス」で学ぶかのいずれかを選択できます。「小6 2024クラス」は、今年度のみの特殊な募集で、英語・数学を各3時間半ずつ学んでいきます。数学はやがて他の小6クラスと合流しますが、英語は小学6年生のうちに合流する目途は立ちません。そのため、中学部での継続受講につきましても特殊な位置づけとなります。詳細はお問い合わせください。

「通い始める時期をいつにしようか」と検討をされる場合には、通塾開始時期とそれぞれの長所・短所を簡単にまとめた「通塾開始のタイミング」を参考にしてください。

「小学6年生 新規クラス」は最初の2週間が無料体験期間となります。2024年度は2月13日(火)から26日(月)までの2週間です。無料体験期間中に、授業への参加のし方、ノートの取り方、宿題や復習の取り組み方、確認テストに向けた準備のし方、再テストのルールや自習室の利用法など、学習を継続させるために必要となることを確認していきます。実際にやってみることで「継続する学習」の効果を実感してもらうことができます。

体験期間であっても、確認テストで合格点に到達できない場合には、授業日以外に教室に来なくてはなりません。自習室も活用して練習を重ね、再テストに合格し、翌週の授業に向けて調整をかけます。授業で学習した内容を確実にできるようにするための1週間の学習サイクルをこの体験期間中に掴んでもらいます。

「小学6年生 新規クラス」は、かなり特殊なカリキュラムで進めていくため、「継続受講資格チェックテスト」と「入塾試験」を2回に分けて実施します。週1回の数学の授業に加え、「中1トップ・ギア・コース」での英語の授業が週に3回あり、復習のペースが追いついていることを確認する必要があります。まずは、2週間の体験期間の終了後、学習内容の定着を確認する問題を中心として作成した継続受講資格チェックテストを行います。2024年度は2月27日(火)の実施でした。テストの得点と体験期間中の学習姿勢とを併せて、ひとまず受講を継続しても問題がなさそうかを判断しています。

わずか2週間の授業内容ですので、それほど高度な問題にはなりません。「指導に沿って学習を定着させていく取り組みができているか」「問題に粘り強く取り組む姿勢があるか」「この塾で学習を継続する意志が本人にあるか」「進歩・向上につながる取り組みに対して前向きな姿勢があるか」をみています。また、「中1トップ・ギア・コース」と同じタイミングで、入塾試験を実施します。英語は「中1トップ・ギア・コース」と共通の問題です。学習を継続させるために必要な学力がついていることを確認します。正しい学習法を継続することにより、学力は着実に伸ばせます。

一番教室では、塾生の全員に極力授業を欠席をしないように呼びかけています。1回の授業の中で学習する内容が非常に濃く、欠席をすると勉強の負荷が急激に大きくなります。「小学6年生 新規クラス」から通塾を開始する場合には、習い事の掛け持ちについてはご注意ください。小学生の間に習い事やクラブ活動などに特に力を入れたいという場合は、よほど要領の良いタイプでない限りは、学習の継続は困難になるものと思われます。

入塾を検討される場合には、まず個別説明会をお申し込み下さい。独自開発の教材をご覧いただきながら、一番教室の指導方針、特殊なカリキュラム、独自の授業展開、学習管理法、現塾生の成績状況など、細かいご説明をさし上げます。ご質問やご相談も承ります。こちらは2時間半程度のお時間を頂戴します。

個別説明会で詳細をご確認いただいた上で、ご家族で十分にご検討ください。お越しいただいた方々に対して一番教室が無理に入塾を勧誘することは一切ありませんので、ご安心ください。

個別説明会につきましては電話でのご予約が必要となります。恐縮ですが、お電話をいただく前に、まずは一番教室のwebサイトをひと通りご覧いただき、一番教室の指導方針や授業へのこだわり、実際に成長していく生徒たちの様子をご確認ください。