よくあるご質問・アクセス
よくお問い合わせいただくご質問についてまとめてみました。
入塾前から優秀な成績をおさめていなくとも、早慶高校受験の合格を目指し、中学3年間[場合によっては小学生からの4~6年間]をかけ、「理解」を重視してしっかりと学ぶことにより早慶に合格することは可能です。
中学2年生の秋には早慶高校入試演習に取りかかり、「早慶高校入試の過去問題を初見で解ける」だけではなく、「生徒自らが解説できるレベル」に引き上げておくことにより、早い時期から早慶合格の見通しが立つようになります。
一番教室では、早慶にぎりぎり合格するラインを狙うのではなく、早慶合格に余裕を持たせた上で、進学先で一歩先んじることができるルートを進みます。「高校受験で早慶に合格する利点」もご確認ください。
実際に、小学生・中1から早慶高校受験に向けて指導をした塾生の全員がこれまで早慶に全員合格しています。小学4年生から中学3年生の12月初めまで通塾をしてかなりの余裕をもって慶應義塾志木・早大本庄・慶應義塾の3校すべてに合格しています(「小4から準備をして入試期に気づいたこと」)。入試期までの通塾ではないため、実績には記載していません。
「小学生・中1から早慶高校受験に向けて指導をした塾生」というのは「高校受験に向けた準備を始める段階から早慶入試問題を実力で解けるようになるまで3年間[+α]の指導をしてきた生徒」という意味です。一番教室の早慶合格実績の中に「ほかの塾で学んでから中学3年生の時点で転塾してきた生徒」はいません。
卒塾生は、その大半が本格的な中学受験の経験もなく、地道な努力によって合格を掴んでいる生徒たちです。いくつもの失敗を経験し、そこから学び、投げ出すことなく、くじけることなく、自らを鍛え上げてきた実に立派な生徒たちです。
入試に向かう生徒たちの姿を見送るときには、最初に出会った頃からの成長ぶりに、胸が熱くなります。ひとりひとりの乗り越えてきたいくつもの試練を、それまでに流してきた悔し涙も、よく知っているからこそ、その感慨もひとしおです。
現在では、「早慶高校受験合格の先」までを見越したカリキュラムであるため、早期に早慶に合格する見通しが立ってくることから、入試期まで通塾をしないことが多くなりました。一番教室は合格実績のカウントにこだわらず、小学生[中学1年生]から鍛えて早慶に余裕をもって合格できるレベルに導くこと、高校進学後に専門性を上げて学べる学力を養うことに地道に取り組みます。
必ずしもそうとは言えません。
一番教室の第2期の卒塾生には、早慶が第1志望ではないために、受験した早慶にすべて合格をした上で、開成・日比谷・西・戸山・新宿に進学している生徒もいます。
現在では、中1から入塾する新規募集クラスはカリキュラムの調整がつくまでは授業回数が週4日となるため、中1の冬までは理科・社会の授業を他塾で受講しにくい状況にあります。中学受験経験者であれば、理科・社会の授業は中1冬からでも間に合うとは思いますが、近年は早慶志望者のお問い合わせが中心となっています。授業で扱う内容は高いレベルに設定されているため、その学習内容に興味があり、学習の負荷にも問題がないという場合には、5科目受験の学校を志望していても特に問題はありません。
「高校受験で早慶に合格する利点」でも取り上げたように、早慶にぎりぎり合格するのではなく、余裕を持って合格するレベルを目指す塾です。早慶高進学後に、内部進学の優秀な生徒たちに、あるいは、大学に進んだ先で、しっかり学んできた大学受験組に、大差をつけられて肩身の狭い思いをするようでは、早慶を選択した価値が損なわれてしまいます。卒塾生はそれぞれの進学先で進みたい分野に合わせて、慶應経済、慶應理工、慶應法、早稲田政経など、学部を自由に選べるように学び進めています。高校受験で早慶に合格する選択が最大の価値を生むように、中学3年間を効果的に活用します。
2024年度からは、中高一貫校に通い、大学受験に向けて早期に英語・数学の学力を安定させたい生徒も募集しています。授業ではこれまでと変わらず、早実・早大学院・早大本庄の入試問題もすべて扱いますが、ひとまず、慶應義塾・慶應義塾志木を志望する生徒を中心に募集しています。
小学4年生クラスと小学5年生クラスは基本的に曜日が固定されています。
小学6年生継続クラスおよび中学部クラスは「月・水・金」型か「火・木・土」型になります。
小学4年生からの継続する場合は中学2年生までの授業は1週間に英語と数学が各1回ずつの授業です。「月・水・金」型であれば、そのうちのどこかの曜日は授業がなくなりますが、そこに補講が入ることもしばしばです。
中学3年生は各科目週1回の授業に日曜特別講座が加わります。
小学6年生・中学1年生からの入塾となる場合は、カリキュラムの調整がつくまでの期間は一時的に週3~4回の授業となりますが、調整がつき次第、上記の流れに合流します。
小規模な塾であるため、曜日や時間帯は、塾生と講師との相談により変更される場合も十分にありえます。
講習会期間は平常授業とは異なります。小学部については基本的に、平常授業の曜日と同じ曜日の午前中もしくは午後の早い時間に、少し長めの授業が入ります。中学部については、1週間に英語と数学が各2回ずつのペースで夕方から授業が入りますが、平常授業とは異なり、曜日は固定ではありません。カリキュラム調整期間のクラス[小6・中1からの新規募集クラス]は、授業日が連続する上、授業時間も長くなります。
授業曜日・時間帯の詳細はお電話にてお問い合わせください。
これまでのところ、大田区に限らず、品川区、世田谷区、杉並区、豊島区、港区、目黒区、あるいは神奈川県や埼玉県からの通塾があります。帰宅に2時間近くかかる塾生もいます。
通塾時間が長くなる場合には「理解を定着させるために宿題にきちんと取り組む」といった基本的な学習習慣が確立していることが特に重要になります。「宿題による理解の定着」が不十分な状態が重なり、軌道修正をかけるために授業日以外にも登塾して追加の課題に取り組まなくてはならない状況が続くと、長い道のりを通い続けるエネルギーがなくなっていきます。要領の良さを発揮して帳尻を合わせられるタイプでない限り、まずは学習のサイクルを崩さないことが肝要です。
徒歩や自転車で通える距離にない場合は、バスや電車を乗り継いでお越しいただくか、ご家族の方に車による送迎のご協力をいただいております。
一番教室に学力によるクラス分けはありません。また、入塾前の学力で生徒をふるいにかけることもしていません。
入塾時期が異なるためにカリキュラムを調整する期間は一時的にクラスを分けているように見えますが、最終的には中学部でひとつのクラスにまとまります。クラスは各学年にひとつとなります。
早慶高校受験に合格することはもちろん、さらにその先も見据えた発展的な内容を学習するクラスです。早慶の高校入試問題は万遍なくなく扱うため、志望校別のクラスを設ける必要がありません。
「クラス全員が全国模試の成績優秀者」とある「クラス」は学年全体を指します。3年間[小学部からは6年間]継続して指導をし、入試期間に万全の対応ができるように、ひとつの学年の募集人数をおさえています。また、状況によっては、講師の目が行き届かなくなる心配がある場合には、クラスをそのものを設けない学年もあります。
2021年度から「トップ・ギア・コース」を開設したことにより、中学部においては、小学部から通塾をしている継続クラスにカリキュラムが追いつくまでの期間は、クラスを2つに分けて授業を行います。カリキュラムの調整がつき次第、ひとつのクラスに統合されます。小学6年生は、小学4年生から学習をしている継続クラスと小学6年生になる時点で学習を始めるクラスの2つに分かれて授業をします。こちらも、カリキュラムの調整がつき次第、ひとつのクラスに統合されます。
一番教室には学力別のクラス分けがないため、途中入塾を試みる場合には、「早慶高校レベルの受験に向けて鍛え上げられているクラス」に合流するしかありません。力を持て余してステップアップを図る転塾であれば多少の負荷で済むかもしれませんが、学力の伸び悩みによる転塾となると授業に合流するには非常に大きな困難を伴います。成績不振により転塾を試みて、クラスの授業に合流できたケースはこれまでにほとんどありません。
これまでに勉強に本格的に取り組んだ経験がない場合には、小学4年生クラスが開講する時点でお越しください。
小学部についても、募集対象を「早慶レベルの高校受験を真剣に考える生徒」にしようと決めたからです。
中学受験が過熱する中、途中から高校受験に切りかえる場合には、中学受験に向けて努力をしてきたことが無駄にならないよう、レベルを下げずに学び続けることができる環境が必要になります。また、時代も変わり、小学部からのんびり学んでいては早慶高校受験で安定して合格をさせる流れにならないことも懸念されます。そこで、「早慶高校受験を目指す中学部」に接続しやすい小学部になるよう、「中学受験算数を本格的に学ぶカリキュラム」に興味のある生徒を募集します。
2018年に打ち出した「あえて中学受験をしない戦略」。これにより「小学4年生から始める早慶高校受験準備のカリキュラム」を進め、2022年には「中2の秋に早慶高校入試演習に取りかかれるカリキュラム」が完成し、 早い時期に早慶に合格する見通しが立ちました。入試直前期に余裕が生まれ、安定して早慶に合格する流れができています。
中3の秋以降は、さらなる発展内容を学びながら入試の準備も進めるカリキュラムになります。数学は、中1~中2の学習では扱っていなかった数学ⅠA(集合・二次関数・三角比)の先取りもします。先取り学習に進むことになる中3の秋の時点で、継続して受講をするか否かを各自で判断してもらいます。
2024年春、6年越しで「あえて中学受験をしない戦略」の結果報告となりました。小学4年生から中学3年生の12月初めまで通塾をして慶應義塾志木・早大本庄・慶應義塾の3校すべてに合格しています(「小4から準備をして入試期に気づいたこと」)。
これまでは「小学6年生から早慶高校受験の合格につなげるしくみ」があることを示してきましたが、これからは「中学受験をせずに小学4年生から高校受験で早慶に合格させるしくみ」もあることを示せるようになりました。
現在はかなりの余裕をもって早慶に合格できていますが、時代がどんどん変化することも考慮して、2024年からは「中学受験をしない小学部で中学受験算数を本格的に学ぶカリキュラム」に取りかかっています(動画「中学受験をしない小6が中入試問題も扱える授業②」)。
当たり前なのですが、高校受験で早慶合格を目指すには、その覚悟を決めた生徒で構成されるクラスにする必要があるからです。
これまでの小学部からのお問い合わせは、中学受験をしない以上はのんびり学ばせたいとお考えのご家庭が多く、「早慶高校受験を目指す中学部」に向けて学習の負荷をかけにくい状況にありました。これが、小学部で中学受験算数を本気で学ぶカリキュラムにした理由の1つでもあります。「Q6 中学受験をしない小学部で『中学受験算数を本格的に学ぶカリキュラム』にするのはなぜですか。」もご覧ください。
そもそも学習において「理解の基盤づくり」を行うだけでもかなりの時間を要します。それと合わせて学習の習慣づけや国語・理科・社会にも興味を持って高い意識で学ぶ必要性を理解させることなども必要となるのが、中学受験をしない小学生です。高いレベルにまで学力を伸ばすには時間も労力もかかります。
中学受験の経験が一切ない場合、飛び級をして受験をした模擬試験の数値の価値や、学び続ける意義を理解してもらうことが難しいことも多く、本格的な早慶高校入試の内容まで指導をつなげにくいという問題が発生しています。そこで、小学部から中学部に上がる時点で「継続資格審査」を設け、「早慶高校受験を目指す中学部」に切りかわるタイミングで、その先の学び方について真剣に考えてもらう機会としています。
中学入試・大学入試のレベルが上がっているのはもちろんのこと、小学部からの継続生がそれほど要領がよいタイプとはいえなかったこともあり、小学部から理解を定着をさせつつもできるだけ速度を上げてカリキュラムを進めることを継続した結果、2022年度には中学2年生から早慶入試演習ができる流れができました。
入試過去問題演習以外にも、様々な分野において不足している知識の補強にも時間を充てられるようになり、合格した先にも専門性を上げて学べる学力を養える余裕が生まれています。実際、2024年には慶應義塾志木・早大本庄・慶應義塾のすべてにかなりの余裕をもって合格をしていることからも、カリキュラムを早める利点は大きいと言えます。
小学部で扱う内容が重厚になったことにより、中学部から入塾するクラスは、カリキュラムが揃うまでの期間は週4日のペースでの通塾となっています。中学受験を経験した上で真剣に早慶合格を目指している場合、「全国模試で上位に位置する学力」が身につくことと引きかえとして数か月のご協力をいただけるのではないかと考えています。
一番教室は早慶高校受験に向けた英数専門塾である以上、学習内容は非常に高度になります。しかし、授業内の説明はどの学年においても平易な言葉でていねいに進められていくため、各回の授業の説明そのものがわからないということはまずありません。復習[宿題]の手を抜かなければ学習につまずくことはほとんどありません。
一番教室の授業は、学習内容そのものは非常に高度になりますが、正しいやり方で復習に臨みさえすれば、知識が着実に積み重なり、学力は飛躍的に伸びます。
抜群の得点力は全国レベルの難関模試においても数値で確認できます(「全国模試実績(駿台中学生テスト・駿台高校受験公開テスト)」をご確認ください)。たとえ、それほど要領の良いタイプではなかったとしても、授業で学習した要点を確認しながら復習[宿題]に徹底的に取り組んでいけば、大きく行き詰まるようなことはありません。これは学習内容の難度が上がっていったとしても変わりません。復習[宿題]の取り組みに問題がない限り、毎回の授業できちんと手応えを感じることができます。
当然のことながら、生徒それぞれの関心のある分野、得意分野、力を発揮しやすい分野は異なります。また、学力だけではなく、粘り強さ、前向きな姿勢などについても、これまでの経験による個人差があり、それが学習の進めやすさにも影響します。一番教室は、多少なりとも気持ちにゆとりを持って早慶高に合格できるよう、特殊なカリキュラムで授業を進めるため、ラクにこなせる学習内容にはなりません。
知識が体系化され、きれいに整理されることから、要領が良いタイプであれば、部活やクラブ・チームの活動と両立させつつ、個人の趣味にかける時間も十分に取った上で、余裕を持って勉強に臨むことも可能です(「卒塾生の声」)。要領がそれほど良いとは言えないタイプや、極端に苦手な科目を抱えている場合には、優先順位をつけて、勉強の順位を下げることなく、着実に学力をつけていくための地道な努力を重ねる必要があります。いずれにせよ、学習内容が難しすぎるために塾を継続できなくなるわけではありません。生徒自身が「早慶に合格する」という目標に向かって定着の取り組みを継続できるかどうかで決まります。
これまでの小学部は、かなり緩やかなカリキュラムであったため、復習[宿題]の手を抜いても要領の良さで授業内に帳尻を合わせることも可能でした(もちろん、これが長期的には学習のつまずきを生んで退塾の原因となります)。近年中学受験が過熱し、かつ、早慶高校入試の問題レベルも上がっていることから、2024年度よりカリキュラムを改め、中学受験算数を本格的に学び進めることにしました。これにより、復習[宿題]の取り組みが不十分になると、比較的早期に授業についていけない事態を引き起こします。
中学部では、学習内容が非常に高度になり、授業は漸次加速します。回を追うごとに学習内容の密度が上がり、復習の重要性も増します。そのような状況で、取り組みが不十分な復習[宿題]が重なると、たとえ授業の説明が理解しやすくとも、徐々に授業のレベルに理解が追いつかなくなります。安易に宿題の手を抜くことはできません。授業で理解をした内容を無駄にしないために、宿題の丁寧な取り組みは欠かせません。
ご家庭が「褒められると伸びる子」という評価をされている場合は、この塾での学習の継続は難しいかもしれません。一番教室の学習内容は、決して平易なわけではなく、わかりやすく解説をしているというだけです。授業で理解できた内容を定着させるための努力は生徒自身がしなくてはなりません。学力を着実に積み上げていくエネルギーが必要です。
「褒められると伸びる」という評価をされる子どもたちの多くには、平易なことや一時のことであればだましだましこなせても、手間のかかることや長期戦となると投げ出してしまう傾向が見られます。高いレベルを目指すには、「答えを見つけ出すまでの思考過程も気長に楽しめる学習姿勢」や「結果が出るまであきらめずにやり続ける粘り強さ」が不可欠です。
間違えることを極端に嫌がる、あるいは、間違えていることをごまかしてしまう生徒には、この塾の学習はまったく向きません。間違えた問題を徹底的に分析して、改善策を模索していく授業です。さすがに早慶レベルの受験を想定する以上、平易な問題ばかりで授業が構成されるはずもありません。間違えることも楽しめるような知的好奇心や向上心が必要です。
学習を継続できる生徒の多くは「早慶高校受験における合格」も目指していますが、それに加えて、「学び続ける」という目的を持っています。何かしらの障壁があっても「これを克服できないのは、まだ練習が足りていないからだ」と、前向きにとらえることができ、増えていく知識を活用することを楽しむ姿勢があります。
残念ながら、何事においても上達するためには根気が大切です。目を見張るような好結果を出すには、それに見合うだけのエネルギーを投入しなくてはなりません。時間もかかります。胸がすくような好成績を収めてきた生徒は皆、そこまでに時間や労力を注ぎ込んでいます。
一番教室では「考えることをたのしむ授業」が展開され、難度の高い問題にもどんどん取り組んでいきます。「こんな問題は手に負えない」と、すぐに投げ出してしまうようでは、この塾で学習を継続させていくことは困難です。逃げ腰で学習に向かう生徒が、真剣に学習に取り組む生徒たちに交じって専門性の高い内容を学び続けられるはずがありません。
「塾に預ければ成績が伸びる」というのは幻想でしかないことは、真剣に勉強をした経験がある方々には容易にご理解いただけることと思われます。特に高いレベルを目指していく場合には、目標点と現状との距離を確認し、改善すべき点がどこにあるのかを客観的に分析し、必要な場合には潔く問題解決に向き合うことが重要になります。何もかもが自分の思い通りに進むわけではなく、ときには柔軟に自分の形をかえて対応していくことも、進歩の過程で学ばなくてはなりません。その際に必要になるのが根気です。もちろん、勉強そのものが好きであれば、興味が尽きないため、根気について周りがとやかく言う必要もありません。
退塾となるきっかけのほとんどが「授業は楽しいから続けたいけれども、宿題はあまりやりたくないので、全部やらなくてもいいことにしてください。」という相談です(小学4年生から学習を始めるクラスの宿題は、中学受験で大手進学塾の中位クラスの生徒であれば、最初は各1時間以内、最終的には3~4時間程度の内容です)。これは「宿題による理解の定着があってこそ、授業をたのしめる学力を維持できる」ということをご理解いただくしかありません。専門性の高い内容を扱うには、それに応じた学力を維持するための努力は欠かせません。
これまでの経験から申し上げますと、学習の継続が難しくなるのはつぎの3つの場合です。
1つ目は、途中で転塾してこられる場合です。授業の内容に追いつくまでにこなすべき課題が多くあるため、その負荷に耐えることは並大抵の覚悟ではできません。ご家庭が受験を見据えて熱心に説得を試みても、本人が必要性を感じられないことはやり抜けるものではありません。
前例からすると、これまでに本格的に勉強をした経験がないという場合には、逆境をくつがえすだけの活力源が何かしら必要になります。頭の中にばらばらに詰め込まれていた知識が整理されて「すっきりして気分がいい」という爽快感を素直に楽しめたり、なかなか得点にならなくとも「いつかは追いついて、追い越してみせる」という不屈の精神をみせたり、「どうしても慶應に進学したい」「絶対に早稲田に行きたい」という譲れない野望があったりすると、努力が結果になるところまで持ちこたえられています。山場を越えるところまでが勝負です。
2つ目は、生徒自身の意志で通塾を決めていない場合です。特に小学部から受講される場合には、「友だちが通っているからやってみようと思う」「お母さんが決めたから通うことにする」という理由では、徐々に難度が上がる学習を続けていくだけのエネルギーがもちません。
簡単な内容から学習が始まるため、要領がいいタイプであれば、最初のうちは宿題をこなさずに授業だけを楽しむこともできなくはありません。しかし、学習内容は回を増して難しくなりますので、宿題や復習は避けて通れません。そこで、知的好奇心が旺盛だったり、勝負をゲームのように面白がったり、着実にできるようになっている自分の成長を楽しんだり、というような、自発的に宿題に取り組める、何かしらの動機が必要になります。
中学部においては、十分に成績が出ているものの、受験まで地道に学習を継続させていくエネルギーがないということで退塾をされる場合が多々あります。全国模試(駿台中学生テスト・駿台高校受験公開テスト)で圧倒的な成績を出せても、当然ながら、学力を入試まで維持しない限りは受験の結果に結びつきません。「建設的な努力の継続」は少なくとも中3の2月までは必要です。そもそも、学問は生涯に渡って情熱を注ぎ続けるものであり、早慶合格が人生のゴールではないはずです。ともかく、「勉強に対する興味や関心が薄いにもかかわらず、本人の意志とは関係なく塾に通わされる」という複雑な状況に身を置いている場合には、専門性の高い内容を扱うこの塾で学習を継続させることはまず困難です。
一番教室の授業は、早慶に合格するにあたって必要となる「難度の高い学習」を進めていきます。「徹底的に考え抜く授業」は、知的好奇心が旺盛な生徒たちには楽しく感じられる3~4時間です。しかし、「勉強が続くこと」に対してマイナスの感情を抱きながら、周囲からの圧力により渋々通塾をする生徒には、「徹底的に考え抜き、細部まで検証し、工夫を凝らして結果にしていく学習」は苦痛でしかありません。クラスを構成する生徒たちは皆、学習に対する意識が高いため、後者のタイプとなれば、理解力や吸収力に大差がつくのもやむを得ません。小学生から、あるいは中学1年生からの学習を数年に渡って継続するには、やはり、生徒本人の意志や意欲が必要になります。
3つ目は、ご家庭が慶應志木・早大本庄・慶應義塾・早実・慶應女子・早大学院の受験を特に希望しているわけではない場合です。これは、そもそも受験に向けた準備の内容が異なるため、当塾での学習の継続はさすがに困難になります。
早慶の高校受験準備とともに、専門性の高い学習内容を身につけて将来の学術研究が順調に進められる準備を目的とした授業を展開する塾です。個別に近い人数ではありますが、個別指導ではないため、対応はできかねます。
通塾をお断りする場合があります。学習をしっかりと継続させて、早慶附属高校レベルに合格するための授業を円滑に進めていくために必要なルールを守っていただけない場合です。
- □宿題に取り組むエネルギーを失い、宿題を提出できない状態が長期化する場合。宿題にきちんと取り組めない時期が続くと、復習の機会を失い、結果的に授業内容の理解が難しくなり、授業内の問題演習に大苦戦をするため、クラス授業が滞ってしまいます。真剣に学習に取り組んでいる他の塾生の学習が滞るところまで波及をする場合にはお断りせざるをえません。
- □欠席や遅刻が度重なる場合。講師は英語・数学、1人ずつしかいないため、補習などのフォローが追いつきません。恐縮ですが、講師数の充足している塾へ移っていただくしかありません。ただし、要領の良さを発揮して学力を維持し、集団授業が滞らない場合には特に問題はありません。
- □保護者や家庭教師などの第三者の介入によって、生徒が自律して解決する力を失ってしまうサイクルをつくってしまう場合。解決力を失うだけではなく、先々の学習の布石となる1つ1つの説明がつながりにくくなり、細かく張り巡らされた知識の糸が途切れてしまうことで、学習の円滑な流れを止めてしまうために、授業についてくることが難しくなっていきます。結果的にクラス授業が滞るようになるため、お断りせざるをえなくなります。
- □間違えることを極端に恐れるために、授業内で積極的に問題分析の話し合いに参加できず、集団授業が滞る場合。当然のことですが、正解がわからないこと自体はまったく問題がありません。内容のどこまでは理解ができ、どこから何によってわからなくなったのかを自分の言葉で説明できることが重要です。そこから前に踏み出せるからです。学習のレベルが上がるにつれて、間違えた問題に関する分析とその対応策の模索、改善策の検証などが授業の中心となります。授業は早慶レベルを受験するための問題を扱うことから、いかに優秀な生徒でも間違えることはどうしても避けられません。間違えに向き合うことで心が傷ついてしまうタイプは、ゼミ形式で間違えを検証していくこの塾の授業形式が合いません。これは単に相性の問題と思われます。学習の初期段階に「できないことをできるようにするために学んでいる」と理解をして、切りかえていけるようであれば特に問題はありません。
- □テストでの不正行為が続く場合。実力を鍛える努力をせずに早慶に合格する学力を伸ばすことはできません。
- □他の塾生に対する迷惑行為を控えられない場合。当然ながら、真剣に学ぶ場を提供できなくなるため、たとえ個人の学力が十分であっても、通塾をお断りさせていただきます。
- □教材の紛失や筆記用具の不備が度重なる場合。学習する環境づくりが整備できない状態が続くことで、長期的には学力を伸ばせなくなります。
- □小学部において託児所の代用としてお子様を預けられる場合。塾は学ぶための場所です。
通塾をお断りする場合は、その場に居合わせた人々がやむを得ないと認めるような問題が連続してしまう特殊な場合に限られています。一番教室は、早慶高校受験、およびその先に控えるさらに高度な学問や他分野での活用を念頭におき、専門性の高い学習内容を学び進めるためには、真剣に学習に臨める空間を提供することが重要であると我々は考えます。
かなり大変だとは思いますが、実際に勉強と部活を両立させて卒塾していく生徒もいます。これまでの卒塾生も、部活、あるいはクラブ・チームの活動と勉強を両立させた生徒たちがいます。
両立をさせるためには体力と気力、工夫と実践と調整、そして自制心が必要です。時間管理はもちろん、効率の良い勉強を常に心掛けなくてはなりません。大幅に時間を割かれる部活動であれば、勉強の優先順位を下げるのではなく、個人の余暇の時間を削って調整をかける覚悟も必要です。
「勉強の行き詰まりはあとで部活動を引退してから解決しよう」という作戦は、専門性の高い内容を扱うこの塾ではうまくいきません。学習サイクルが崩れた段階で、すぐに手を打ち、巻き返すところまでやりきらない限りは、胸がすくような好結果はまず得られません。
両立の工夫については、両立を実現させた卒塾生のコメントが参考になると思われます。「生徒たちの声」のページの後編「卒塾生の声」をご覧ください。
両立させてきた生徒たちをみていると、部活動も勉強も、どちらに対しても十分な情熱がありさえすれば、両立の道も自ずと開けるように思われます。
申し訳ございません。いずれの担当講師も3~4時間分の授業を振り替える時間を個別に捻出することは非常に難しいため、授業の振り替えは一切行っておりません。
欠席をされた場合は、授業の要点のみをお伝えし、演習を重ねるところは各自でがんばってもらいます。欠席は極力しないよう、体調管理に気を配ることが肝要です。
授業中の演習において生徒たちは、ときにつまずきながらも段階を踏んで腕を上げ、難問に対応できるようになっていきます。3~4時間の授業の中で試行錯誤を重ねて高い学力が養われるのです。そのため、要点だけの解説となると、たいていの生徒は大きな苦戦を強いられます。また、欠席をすると数日ずれ込んで授業内容を理解するため、1週間の復習のサイクルも崩れます。これが翌週以降の学習にも影響を及ぼします。
欠席をされた場合は宿題量を調整していますが、実際には、演習量を減らしてしまうと定着が十分になされないことが懸念されます。宿題が減ることで心理的な負担は一時的に軽減されるものの、長期的には大きな学習の負荷を抱えることになります。欠席の問題は、その週の宿題の負荷ではなく、学習サイクルを取り戻すまでの長期にわたる物理的・精神的負担の大きさにあります。
欠席で勉強のペースが崩れてしまうと、調整に数週間を費やすこともしばしばです。欠席をしてしまうと勉強の負荷があまりに大きくなることから、卒塾生は皆「多少の体調不良では欠席をしないほうがいい」「起き上がれる限りは授業に参加しちゃったほうがずっとラク」という助言を後輩に残しています(現在はコロナウィルス感染防止のため対応が異なります)。何より体調を崩さないように心がけることがいちばんです。
試験そのものは「一般的には難しい問題」が出題されます。
複雑な処理を必要とする問題や、知識を駆使して考える問題が並ぶ試験です。試験時間も非常に長いため、集中力を持続させるエネルギーも必要です。ただし、入塾試験に出題される内容は、授業で扱い、宿題で復習をしてきたレベルと変わりません。実際に受験をすれば「特別な問題は出されていない」と誰もが納得します。
試験そのものに慣れていないことも加味し、入塾試験の得点だけですぐにお断りすることはほとんどありません。もちろん、大幅に得点が足りていない場合は合格にはなりません。8割の得点ができれば、ほぼ確実に合格します。ただし、入塾試験に通れば安心というわけではなく、そこから入試まで学び続けることが必要です。
入塾試験では、問題の解き方だけではなく、問題に取り組む集中力や根気もみています。また、入塾試験はその時点における理解の穴や失点のし方を講師が把握するための材料でもあります。8割にやや満たない場合でも、長期的にみて一番教室の学習システムによって学力を伸ばせる可能性があると判断すれば、合格とする場合もあります。
小学部に在籍すれば自動的に中学部に継続できるわけではありません。中学部への継続受講が可能となるのは、入塾試験に合格した生徒のみです。ただし、こちらも特殊な内容は出題されず、平常授業の授業プリントや確認テストの内容と酷似しているため、普段からしっかりと復習をしていれば、入塾試験で得点がとれないということは起こりません。これは毎回の授業において塾生全員に、毎回の保護者会で保護者の皆様に確認をしています。「Q7 小学部から中学部に切りかわる際に継続資格審査があるのはなぜですか。」もご覧ください。
中学部は、早慶合格の先を見据えた専門性の高い内容を本格的に学習するため、しっかりと復習をして次の授業に臨める学習姿勢ができていない限り、学習の継続は困難になります。そのため、「入塾試験」という名称で「通常の確認テスト」を実施しています。
難しいのは入塾試験に合格すること自体ではありません。入試まで学習を継続させていくことのほうが大変です。「継続」や「集中」あるいは「時間管理」を苦手とし、そこを「工夫」していく気力がもたない場合にはやはり、長期的には離脱してしまいます。
途中入塾を試みる場合には、体験期間に扱った学習内容の定着を確認する「入塾2次試験」の得点と体験期間の学習の様子とを併せて、学習継続の可能性を判断します。授業内の演習の様子や宿題の取り組み方、学習に対する意欲、進歩・向上につながる取り組みに対する前向きな姿勢、定着の速度、そして、本人の「やってみたい」という意志、これらすべてが判断材料となります。入塾が確定すると、クラス授業に合流するための補講期間が本格的に始まります。粘って建設的な努力を継続できればクラス授業に合流できるようになります。
「トップ・ギア講座」からの入塾試験では、得点の内訳とともに「トップ・ギア講座」における個々の反応もみます。授業内の演習の様子や宿題の取り組み方、学習に対する意欲、進歩・向上につながる取り組みに対する前向きな姿勢、定着の速度、そして、本人の継続の意志を判断材料に加える点は途中入塾者と共通です。「トップ・ギア講座」において、ひとつひとつの学習内容を侮ることなくしっかりと定着させる努力ができていれば、入塾試験においても8割程度の得点はとれます。
国語の勉強は必要なのですが、現在のところ、一番教室の授業は英語と数学のみで国語はありません。近年の卒塾生は、英数の学力が安定したところで、大手進学塾において国語を単科受講し、第一志望に合格しています。国語は各自で塾を探してもらうことになりますが、これまでのところは早稲田アカデミーのExivにて国語をお世話になっています。
確かに子どもたちに任せておくと丸つけの様子が怪しい場合もあるかもしれませんが、丸つけも含めての宿題だとお考えください。
問題を解く力とともに、丸つけの能力を上げていくことも大切です。丸つけにより、素早く正確に情報を照合する力を養うことができます。それぞれの問題の間違えやすいポイントを十分に把握している生徒は、丸つけも速やかに進められます。丸つけの精度が高い生徒は、試験中の見直しもしっかりできています。丸つけの力も次第に伸びていきますので、やきもきされるお気持ちはよくわかりますが、ぐっと堪えて代行はお控えください。
宿題は、丸つけや間違えた箇所の分析もすべて含めて、生徒自身が自律して取り組んでいくべきものです。講師は宿題の内容や授業内の反応、確認テストでの失点のし方をみて、その都度必要になる助言をしていきます。保護者の皆様は少しばかり距離をおいて、彼らの奮闘や失敗、その失敗からの学び、少しずつの成長を見守ってください。
ご家庭にお願いをするとすれば、学習環境を整えてもらうことと勉強にとりかかるタイミングを逸した場合の声かけくらいです。もちろん、時間管理をする、社会的なマナーを守る、ごまかしをしない、などの基本的なしつけはご家庭でお願いします。早慶高進学を考える以上は、自立[自律]の重要性はしっかりと理解しておかなくてはなりません。この基本的な習慣の部分は、学習の継続を困難にする大きな要因となります。
当塾には国語や理科・社会の授業がありませんので、他塾においてご受講いただきます。ただし、英語と数学については、他塾や家庭教師との併用をしないようにお願いしています。
保護者の方が横について勉強を教えることもご遠慮ください。疑問点があれば、生徒自身が講師に質問をして、その都度解消していくことが一番教室のきまりとなっています。
英語と数学、いずれの科目についても、講師のひとつひとつの説明は、すべてが先々の学習内容の布石となっています。第三者の介入によって、細かく張り巡らされた知識の糸が途切れてしまうと、学習の円滑な流れを止めてしまいます。単に「わからない1問」を教えても、根本的な解決には至りません。そこにつながるいくつもの知識を整理しておくことが必要です。また、その問題の解法を別の問題にも応用できるよう、先々の授業展開をもふまえて教えなくてはなりません。先を見据えた指導が重要になります。
大手の進学塾では、授業を担当する講師と、自習室の管理や質問に対応する講師とが一致しないことが普通です。講師が変われば、説明のし方も変わります。ましてや、授業内の反応をふまえた効果的な対応などは不可能です。しかし、一番教室では専門の担当講師が一人で責任を持って指導を行います。自習室での学習や質問対応においても、綿密に組まれたカリキュラムとその先の授業展開をふまえた上での的確な指示や助言が可能になります。一番教室には、生徒たちがもっとも効率良く、高度な学習を進めていける環境が整っています。
余談ですが、積極的に質問をする生徒ほど有利になります。それぞれの講師は、生徒からの質問を受けた後、正しい理解で定着がなされていることを確認するために、その質問にまつわる問題を、確認テストや宿題、および授業教材の中に盛り込んでいきます。弱点を克服しやすい授業展開となります。また、積極的に質問をするうちに問題を見る目が養われます。次々に面白い発見があり、いつしか専門的な領域へと足を踏み入れるようにもなります。これが勉強の面白いところです。
計算された授業展開に上手くのるためにも、理解をさらに深めるためにも、向学心を高めるためにも、生徒たちが自律して学習に臨めるようになることが大切です。英語と数学の学習内容については、その一切を当塾にお任せください。
クラスが合流するところまでの「1授業に対する勉強の負荷」が違います。
中学1年生から入塾する生徒を対象とする「トップ・ギア・コース」は、「一番教室のカリキュラムに沿って小学部から学習を継続しているクラス」に合流することを目的とし、特殊なカリキュラムで短期間のうちに一気に追い上げる特設コースです。小学部から通塾している継続クラスは小学6年生の半ばにはすでに、旧学習指導要領で「中学2年生の学習範囲」にあたる複雑な学習内容に進んでいます。このクラスが中学部に進んだ授業に加わるために集団で行う授業が「トップ・ギア・コース」です。
中学1年生の冬までにカリキュラムの調整をかける予定です。大手進学塾における「新中学1年生対象の準備講座」とは大きく異なり、独自のカリキュラムを高密度・高速度で進めます。コースの特殊な性質上、ある程度の学習習慣が身につき、最低限の作業速度があることが求められます。また、「早慶合格を目指した上で、その先の学術研究をふまえた専門性の高い学習を進めることに興味がある生徒」もしくは「大学受験に向けて早期に英語・数学の学力を安定させておきたい中高一貫生」を募集しています。
一番教室の学習は段階を踏んで難しくなります。2~3月実施の「トップ・ギア講座」だけでも、最初の数週間で習得すべき内容と最後の数週間で習得しなければならない内容には、難度に大きな開きがあります。継続クラスと合流する時期に近づくほど、扱う内容は重厚になり、復習の負荷も大きくなります。
「トップ・ギア・コース」は授業回数が多く、かつ、授業開始時間を前に倒して延長することも多くあります。そのため、定着に時間を要する複雑な内容をその1日の授業内で習得しなくてはならないこともしばしばです。後のほうに学習する複雑な内容に時間を十分にかけたいからといって前半の内容を端折るわけにもいきません。学習内容の専門性を上げるには、その前提となる理解が必要になります。基礎を侮るとかえって発展内容の理解が難しくなり、時間を浪費します。時間に追われる「トップ・ギア・コース」は、小学部からの通塾とは異なり、悠長に学習習慣づけをしていられません。
このように「1授業に対する勉強の負荷」という点で比べますと、「トップ・ギア講座」からの入塾よりも小学4年生からの通塾のほうが時間的に余裕が生まれます。同じ負荷を3年間に分散して先取りの学習ができます。しかし、これはあくまでも「学習の開始期と1授業に対する勉強の負荷」について述べたもので、「小学部から通塾すれば苦労がまったくない」ということにはなりません。
小学生であろうとも「早慶高校入試に対応できる中学部の学習内容」をそのまま前倒して中学部と同じ教材で学ぶため、真剣に取り組まないと何も身につきません。また、2024年度より中学受験算数を本格的に学ぶカリキュラムとなっています。小学4年生もラクではありません。また、小学部から学習を継続する場合には、6年間~4年間学び続けるエネルギーも必要です。後から速度を上げて追いついてくる生徒たちの勢いに負けないよう、小学部のうちに学習体制を整えておくことも重要です。
「どの時期から問い合わせる生徒が強いのか」という問いについては、個々の能力とそこまでの勉強量次第であるとお答えするしかありません。当然、中学受験で早慶合格を目指して真剣に勉強を積み重ねてきた生徒は圧倒的に強いでしょう。しかし、中学受験経験者であっても、それほど真剣に勉強をしてこなければ中学受験の経験がない生徒との差はほとんどないかもしれません。
「通い始める時期をいつにしようか」と検討をされる場合には、通塾開始時期とそれぞれの長所・短所を簡単にまとめた「通塾開始のタイミング」を参考にしてください。
毎月実施する模擬試験のみ、教室での受験となります。それ以外はすべて、それぞれの模試を申し込んだ際に指定される会場での受験となります。模擬試験については、一番教室から指定をさせていただく試験はすべて、塾生全員にご受験いただいております。
お申込みいただく模擬試験は、駿台中学生テスト(中1・中2)・駿台高校受験公開テスト(中3)、早稲田アカデミー主催の公開模試、SAPIX主催の入試プレ(各自の受験校)、教育開発出版主催のスタンダードテスト(中1)・ハイレベルテスト(中2・中3)です。これらの模試にはそれぞれ個性があり、試験としての活用法やデータの分析のし方も異なります。
現実は全く甘くありません。各地の優秀生が受験をする全国模試(駿台中学生テスト・駿台高校受験公開テスト)です。楽に結果を出せるはずがありません。どの生徒も潔く努力を重ね、徹底的に学力を鍛え上げるからこそ、模擬試験においても結果を出せているのです。学習する内容が深いため、定着に要する労力も大きくなりますが、それに応じた結果も出ます。
科目の順位では全国1位がクラスから複数名出ることもあります。最もハイレベルとされる全国模試において、英語・数学ともに全国1位の生徒が出ます。中学3年生の秋以降の「駿台高校受験公開テスト」において3科目総合で全国1位になる生徒も出ます。塾生の全員が、中学3年生の秋以降の「駿台高校受験公開テスト」において、3科目総合で全国101位以内を記録しています(2022年までは100位以内でした)。いずれも、単なる「運」で出せる結果ではありません。自己研鑽による結果です。
一番教室では、中学1年生のうちに「駿台中学生テスト」で良好な結果を出すことを目標のひとつとして指導をします。中学1年生の段階では、試験範囲も当然ながら非常に狭く、母集団も小さいため、そこで出た数値そのもので早慶高校受験の合否が判断できるわけではありません。受験者層の勉強に対する意識が高いところ、また、何より問題の質が非常によいところが「駿台中学生テスト」あるいは「駿台高校受験公開テスト」の魅力です。
この良質な問題で構成される「駿台中学生テスト」に早い時期から触れ、「全国模試で高いレベルに位置するとはどういうことか」を知ることで、生徒たちはその先の学習の方向性を定めやすくなります。
最初の頃に記録した成績をできる限り維持しようとする気持ちが働くことにより、目標を高く設定できるという利点があります。中には、最初の時点で良い数値が続くことにより、勉強を侮る生徒もいます。ハイレベルな母集団の中では早晩数値は急下降します。そこから初めて真剣に勉強することの必要性を学びます。失敗から学べることもたくさんあります。
一番教室ができるまでの経緯をご存知ではない方々からは、しばしば「1番にこだわる塾だから『一番教室』ですか」というご質問をいただきますが、教室名の由来はまったく違います。全国1番は確かに大変立派だとは思いますが、ハイレベルな全国模試において順位にばかりこだわっていては身が持ちません。
目標とする模擬試験に向けて準備を重ね、試験の当日に全力を出し切り、できることはやりきった、と清々しい気分で試験会場を後にできる。そういう経験ができることのほうが長期的に見てもはるかに価値があります。たとえ困難な状況に置かれようとも、決して投げ出すことなく、目標に向けて改善を重ねて邁進する。これが、一番教室が目指す学習姿勢です。
「途中入塾より・講師より」のページの最後に載せている「保護者会アンケート」をご一読ください。「正しい努力」の先にある結果を信じて、ひたむきにがんばり続ける生徒の姿。どんなに一生懸命にやってもなぜか模擬試験では大コケ。苦悩の日々は1年近くも続いています。それをじっと堪えて見守るご家庭の想いがこのアンケートからよく伝わります。これが一番教室です。
徹底的に学力を鍛え上げることで抜群の結果を出せるのは受験についても同じです。誰もが入塾時の学力のままで受験を迎えるわけではありません。結果を出すために必要な情報を集め、分析をし、策を立て、最善の手段を選択して実行に移し、その結果を見ながら調整をかけていく、そのサイクルを続けて、自らを徹底的に鍛え上げて受験に臨みます。これにより、運に頼らずして合格します。
早慶高校受験に向けたクラスは基本的に2科目を受講していただきます(中高一貫校に通って大学受験に向けた準備をする生徒は単科受講[個別指導]があります)。
週1回1科目の授業だけでは、他の塾生や講師と顔を合わせる機会が減るため、学習ペースの維持が難しくなりがちです。単科受講の場合は、クラス全体の意欲が上がっていく波に乗り遅れることが多く、毎週の調整に時間がかかってしまいます。切磋琢磨する機会や感覚を研ぎ澄ます機会を多く設けたほうが、学習に対する意識も高まり、学習サイクルも安定しやすくなります。
2024年度より、英語・数学のいずれかの学力が授業内容の水準を上回り、その学力の高さを得点として確認できる生徒につきましては、単科受講も可能としています。学習の負荷を少しでも小さくするための単科受講、つまり、1科目だけでも学力を伸ばしたいという発想から科目数を削ることはお断りします。
申し訳ございません。現在のところ、学力を立て直すための個別指導は、基本的にお引き受けしておりません。
以前は卒塾生あるいはそのご家族からのご紹介による、学力の立て直しをはかる個別指導をお引き受けしておりましたが、早慶高校受験に向けた小学生クラス・中1クラスの本格的な募集を再開したため、現在は個別指導のご依頼は基本的にお断りしております。まれに、入試直前期の緊急の立て直しをお引き受けすることはありますが、講師の時間を大きく割かれてしまうため、個別指導コースを立ち上げる予定はありません。生徒の募集はクラス授業のみとさせていただいております。
1次試験については特別な対策はしていません。英検2級までの内容であれば、授業で学習した内容で対応ができています。その先は各自の判断によります。早慶もしくは都立に進学後、特に英検にこだわることなく、英語資格試験を各自が選択して学んでいるようです。英検2級の2次試験で満点も取れています。自ら過去問題を購入して準備をする生徒もいますし、いきなり英検の2級から申し込んで、特に準備をせずに試験に臨んでみる生徒もいます。いずれにしても、学校の英語の授業と一番教室の授業とで身につけた内容できちんと合格をしています。また、卒塾生の大半は慶應義塾高校に進学しており、近年のカリキュラムで学習した卒塾生は入学時のTOEIC Bridgeでもほぼ満点を取っています。
英検の2次試験の面接については、希望があれば個別に練習をする機会を設けています。こちらも、特殊な対応をするわけではなく、学習した内容の活用法について簡単に助言をする程度です。帰国生でなくても、英会話スクールと併用をしなくても、英検2級の2次試験で満点を取ることもできています(「生涯学習の基盤づくり」でご確認ください)。
英検については英文法をきちんと理解してから受験をするようにお願いしています。選択問題であるため、理解が十分でなくとも合格することもありえる試験ですが、しっかりと実力をつけた上で運用力を確認する試験として活用してもらうよう、出題範囲の学習が終わるまでは受験をしないようにお願いしています。
やむを得ない場合にのみオンライン対応をしています。
一時期オンライン授業への転換を試みましたが、当塾の指導スタイルには弊害が大きく(もともとプロジェクターなどの機材を使用できる環境にあるため、機材や設備面での問題によるものではありません)、現在では教室での授業が中心になっています。
教室授業においては、1問ごとの生徒たちの反応によって講師の対応も細かく変化しています。オンラインでは複数の生徒たちの手の動きと表情とを合わせて観察することが非常に難しく、きめ細やかな対応が1人1人に行き届かなくなります。また、教室の中で生まれる緊張感や高揚感は生徒たちの学習意欲に大きな影響を及ぼします。生徒たちも画面越しでは他の生徒の反応[教室の雰囲気]を感じ取りにくくなり、切磋琢磨をたのしめなくなります。とりわけ、低学年においては、オンライン授業が長期化すると学習意欲や集中力が目に見えて減退します。反応が鈍ると理解もつながりにくくなります。授業は次第に円滑には進まなくなり、生徒自身も「授業を重ねるごとにいろいろなことができるようになっていく」という手応えを教室授業のようには感じられなくなることから、クラス全体の学習が行き詰まり始めます。試行錯誤を重ねてみた結果、ひとまずは、特殊な場合を除いては教室授業を中心に進めることにしています。オンライン対応は局所的な活用にとどまります。
当塾は新型コロナウィルスの問題が取り上げられる以前から、教室やトイレが清潔であることを重要視し、衛生管理を十分に気遣って参りました。現在もそれは変わりません。感染防止策も徹底しています。教室は常に換気され、生徒間の距離もかなり広くとられています。教室の清掃・消毒は毎日徹底的に行っており、トイレの清掃も1日に複数回入ります。
特殊な事情により、この教室を開くことになったのが2013年です。また、諸般の事情により、一般に生徒を募集し始めたのは比較的最近のことになります。合格実績にある数字はすべて、小6、あるいは中1から指導をした生徒たちと中2から転塾された生徒1名の受験結果です。単科受講生であるために公表をしていない合格者も多数存在します。最終的に推薦で慶應義塾高校あるいは早稲田実業への合格を果たした生徒の数も数字には含めていません。
模擬試験において合格可能性が80%以上という結果が連続することにより、学習を継続させた生徒がいないために中3クラスがなくなった年度についても、1次試験・2次試験の合否についても、数値を一切歪めることなく合格実績のページに公開しています。早慶高校受験およびその先のキャリア形成を真剣に考える生徒・ご家庭のために、ありのままを正直にご報告しています。現在のところ早慶高校受験における合格率は100%ですが、今後、受験を侮ったがために不本意な結果に終わることがあったとしても、そのままの数値を公開する所存です。
個別説明会の際にこの教室が開かれるまでの経緯についてご説明を差し上げております。卒塾生、およびかつての教え子による紹介でお越しいただいた、事情をある程度ご存知の方々にも、経緯をお話すると大変驚かれますが、講師自身、今ここで振り返って考えてみても、現実に起こったこととは思えないほどの幸運な偶然がいくつも重なり、一番教室は誕生しました。
この教室を開くにあたり、多大なご支援、ご協力、そして大変なご尽力を賜りました保護者の皆様方には、心よりお礼を申し上げます。幸運にも再会できた生徒たちを手放すことなく、なんとか最後まで指導をさせていただけましたこと、その感謝の思いは言葉に尽くせません。卒塾までの山あり谷あり、いくつもの障壁を乗り越えていく生徒たちの様子を、一番教室の指導と同じ方向性で辛抱強く見守り、応援し続けてくださいましたこと、重ねてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
そもそも生徒の人数を増やすことに主眼を置いていなかったことが大きな理由ではあります。また、早慶高校受験を真剣に考える生徒を中心に募集をすることになったのが比較的最近になることも、生徒の人数が増えなかった理由として挙げられます。この教室を開くまで、そして教室ができてから本格的に生徒を募集するまでにも、現在の形ができるまでにも、かなりの時間がかかり、長い道のりがありました。
一番教室が立ち上がるまでの経緯は非常に複雑です。2013年に、小学6年生あるいは中学1年生から教えてきた生徒たちをそのまま継続して指導できる場所を探し求めてさすらわなくてはならないような苦境に立たされたところがそもそもの始まりです。幸運にも、保護者の皆様からのご尽力も賜り、いくつもの幸運な偶然が重なることで、小さな教室を準備するところまでなんとかこぎつけ、ひっそりと授業を続けていくことができました。不遇な環境にも文句ひとつ言わず、楽しそうに勉強に向かう生徒たちの陽気な姿には講師の側が励まされました。中学1年生だった頃の生徒たちに宣言をしていた「高校受験で早慶に全員合格」を実現できたのが2014年・2015年の春です。都立上位校を志望していた塾生も皆、第1志望の都立に進学しました。単科受講生の合格や推薦による合格は数字として発表していません。これは、「早慶高校入試に向けたカリキュラムに沿って3年間の継続した指導を行うことにより、早慶にきちんと合格できること」を分かりやすく示すには、「英語・数学の2科目を最後まで履修していること」「筆記試験の結果で合格を決めていること」の2つの条件を満たしていることが重要であると考えているためです。
教室を開いてからの1年半は、落ち着いて勉強に向かえる環境をようやく手に入れた生徒たちを無事に卒塾させることだけを考えて授業をしていました。その生徒たちが卒塾し、一番教室が初めて迎えた中学1年生が2018年春の卒塾生です。塾生の人数は一時期非常に少なくなりました。長年の経験から、「中学受験の経験が一切なくとも、要領が多少悪くとも、建設的な努力を継続できれば高校受験で早慶できる学力に伸ばせる。」ということは講師の側はよく分かっているのですが、それを一般の方々にご理解いただくことがなかなか難しいという現実がありました。潔く努力をして結果を出していく上級学年の姿を実際に目にすることができれば、3年間継続させた学習の絶大な効果も、「やるぞ」と決めて取り組みさえすれば案外とやれてしまうものだという単純な事実もわかりやすく、学力レベルの維持にエネルギーを注ぐ価値も容易にご理解いただけたかもしれません。しかし、手本となる上級生はすでに卒塾して高校生活を謳歌していました。新たに迎えた生徒や保護者の大半の方々にとっては、「早慶の安定した合格」に向けてなすべきことが非常に厳しい要求に思えてしまいます。かつて勤めていた大手進学塾の最上位クラスでは当たり前の勉強も、高校受験で早慶を第1志望校としているわけではない生徒やご家庭にとっては、ただ辛いばかりです。しかも、「運に頼らずに早慶に合格」を実現するとなれば、入試直前期の多少のゆとりも見込んだカリキュラムになるため、中学1年生から丁寧に学習を積み重ねる覚悟をしなくてはなりません。要領がよくない場合には結果になるまでに長期的な忍耐も必要になります。学習の積み重ねによって全国模試(駿台中学生テスト)で抜群の結果を出したとしても、「そこまで頑張って早慶に行きたいわけではない」とお考えになる場合は、あまり喜んでもいただけません。最終的に目指すところが一致しないと、前向きな気持ちで学習を継続させていくことは困難になります。
目標とするところが折り合わずに転塾をしていく生徒が多かった中、早慶を第1志望として、学習を継続してきた生徒もおり、2018年春に卒塾しました。中学3年生の秋以降もいくつもの模擬試験で良好な成績を記録しました。最終的に、3年間継続させた「建設的な努力」が実を結び、受験をした慶應義塾志木・早稲田大学本庄・慶應義塾の3校すべてに合格しています。2018年春に卒塾となった彼が、慶應義塾高校の合格者発表掲示板を見に行く姿を追いかけた動画「合格発表当日 2018」もぜひご覧ください。
2016年・2017年の春には、学力の立て直しからお引き受けした途中入塾の生徒たちが最終的に早慶に進学しています。2019年の春は、残念ながら当塾での学習を継続した生徒がいないため、受験生がいませんでした。2020年の春の卒塾生(2名)は、小学6年生から継続した生徒たちです。2人とも慶應義塾志木・早稲田大学本庄・慶應義塾の3校すべてに合格しています。このあたりから新型コロナウイルス感染症が流行し、対面での授業が困難になったことをきっかけにクラス運営に苦戦を強いられる時期が続きました。その中で受験をした2021年の春の卒塾生(1名)は、中学1年生から継続した生徒です。受験をした慶應義塾志木・早稲田大学本庄・慶應義塾の3校すべてに合格しています。
「小学4年生から学習を始めて、着実に理解を積み上げ、中学2年生の秋に早慶高校受験の入試問題演習に取りかかれる特殊なカリキュラム」を実現できたことにより、状況は変化しました。入試過去問題の得点として成果が見え、早慶合格に向けた準備が整いつつあることを生徒自身が実感できます。進度が早いだけで、内容が伴っていなければ、禍根を残します。実力がつかなければ先取りの価値がありません。早慶高校受験に向けて時間的な余裕が生まれることで、中学3年生の期間を有効に活用できるようになるため、これまでの塾生とは違う視点で通塾を考えるご家庭もあるものと思われます。入試に対応できる学力が比較的早期に養われることから、「入試期まで調整をかけながら早慶合格のその先も見据えてさらに学び続ける」という選択も「将来に向けた準備としてほかのことに時間を割けるように入試期までは通塾しない」という選択も可能になります。いずれを選択するのかはそれぞれの生徒の判断によります。ひとまずは、小学生からお預かりしている継続生が余裕をもって早慶高校受験に臨める流れができたことには安堵しています。2018年に小学4年生から通塾した生徒は2024年春に入試期にかなり余裕をもって早慶に合格しています。
近年は、早慶レベルを真剣に目指すお問い合わせとともに、基礎学力に不安のある生徒たちをお預かりすることも多くなり、小学校の学習で行き詰まる状況から鍛え上げて全国模試で上位にする指導が続きました。本格的に勉強をした経験がほとんどない場合や努力を重ねて成績を出してきた経験がない場合、全国模試のレベルで好成績が連続すると、勉強そのものを侮ってしまうことが多く、早慶受験まで勉強を継続させる説得さえ難しくなっていきました。しかし、早慶合格を真剣に目指して学力を鍛えているのでなければ、無理をして早慶に進学するべきではありません。受かればいい学校ではありません。
時代が変化し、中学受験が過熱する中で、入試のレベルも上がっていきます。早慶高校受験専門塾としての姿に立ち返り、再スタートを切ろうと決めたところで、一番教室を開いた当初の塾生が「慶應義塾に進学後、司法試験予備試験を通過(3~4%の難関を突破)して明日から弁護士です」という報告に来てくれました。彼らの高校受験当時を振り返ることができ、原点を思い出しました。授業の効果を最大限に引き出せる、早慶を真剣に目指す生徒に教えます。原点回帰です。
2024年度より小学4~5年生で中学受験算数を本格的に学んだ上で、数学・英語の先取りをするカリキュラムに切りかえ、慶應義塾高校・慶應義塾志木高校を真剣に目指す生徒を中心に募集をしています。また、早慶合格の見通しが早期に立てられ、中3の秋以降はさらなる先取りを進められるカリキュラムとなっていることから、大学受験も見据えて本格的に学力を鍛えたい生徒のお問い合わせもいただけるようになりました。一番教室は、これまでの悪戦苦闘の中でさらに磨かれた技術を活かして、この新たなステージにおいてこれまで以上の結果を出します。もちろん、これからも、「早慶合格の先を見据えた指導」「小手先の技術を追いかけるのではなく運用できる知識にしていく指導」を貫きます。
将来幅広い学問の選択が可能になるように高校入試までの期間を有効活用して真剣に英語・数学を鍛えたい生徒たちが、たのしみながら切磋琢磨できるような最高の学習環境を提供できるよう、今後も精進して参ります。
「紹介動画・特色」のページでは、7本の動画とまとめで、塾生の勉強に臨む姿勢とともに、一番教室だからこそ実現できる授業をご覧いただけます。また、一番教室に通う生徒たちの声を集めた「一番教室はどんな塾?」のページもご覧ください。小学生につきましては、「小4~5/中1(導入)」「小6/中1(1学期)」のページをご確認ください。
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東急池上線「久が原駅」より徒歩4~5分。
教室は2つあります。あらかじめ教室をご確認ください。
住所 | 東京都大田区久が原3-31-13 ウェル久が原2F |
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TEL | 03-6410-6171 |
FAX | 03-6410-6176 |
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TEL | 03-6410-6017 |
ウェル久が原
~駅からの歩き方~
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サンエイビル
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